『飲めるハンバーグ』で「O157」集団食中毒・5人入院 保健所は取材に「感染者が10~20人増える可能性」

3分間待たずに…

なお、客に提供された時点では、中身まで十分に火が通っていない状態。


(画像:イメージ)

そのため、保健所の担当者は「3分間待たずに、食べてしまった客がいるのではないか」と話す。

また、「店側も『3分待つ』ということを、客に十分伝えきれていなかったようだ」と語った。

しかし、店はずっと同じシステムで営業していた。

ではなぜこの3日間に、食中毒が発生してしまったのか。

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「感染者が10~20人増える可能性」

保健所・担当者は「この日提供された肉が、O157に汚染されていた可能性がある。ただし、3分間鉄板で焼いていれば、O157に感染しなかったはず」と語った。


(画像:O157 提供:東京都健康安全研究センター)

さらに、「ひき肉を加熱不十分の状態で食べることは、大変危険。75℃で1分以上加熱することを徹底してほしい」と言う。

なお、保健所には、現在も新たな感染者からの電話連絡が続いている。

9日午後5時のトレンドニュースキャスターの取材に、「今後感染者数が、10~20人増える可能性がある」と語った。