【WWE】ベイラーがダミアンに10・5『バッド・ブラッド』での対戦を要求、女子世界王座戦「リヴvsリア」決定

 ロウが現地時間9日、カナダ・アルバータ州カルガリーで行われ、フィン・ベイラーがダミアン・プリーストに10・5アトランタ大会『バッド・ブラッド』での対戦を要求。同大会で女子世界王座戦「リヴ・モーガンvsリア・リプリー」も決まった。

 先週、リアはリヴの暴挙によって左足を負傷。遺恨を深める中、10・5『バッドブラッド』で両者による女子世界王座戦が決定。8・3『サマースラム』以来の再戦が実現することになった。

 その決定が発表された後、ベイラーがリングに登場した。「ダミアン、お前は俺が裏切ったと言うが、お前がジャッジメント・デーを裏切ったんだよ」とあらためて主張し、「俺はお前のためにチームを強くしようとした。そして強くなるたびにお前は親友で兄弟分の俺を抑えつけた。俺はいつだってお前を助けた。お前が王者になれたのも俺のおかげだ。本来ならば俺が世界ヘビー級王者になっていたんだ。だが、お前があのブリーフケースをいつもちらつかせていた。俺が王座に手を伸ばそうとするとお前がいつも邪魔した」と溜まりに溜まった不満と怒りをぶちまけた。

 「隠れてないで出てこいよ。お前に直接言いたいことがある」とベイラーが迫ると、ダミアンが現れた。「ジャッジメント・デーをメチャクチャにしたお前をずっとぶん殴りたかった」というダミアンは「毎回逃げてるのはてめえだろ。言いたいことがあるなら早く言え」と要求。するとベイラーは「ふざけんな。もうお前は俺に指図できない。俺はお前の取り巻きじゃないんだ。このフィン・ベイラーを腰ぎんちゃく扱いしやがって」と激怒し、「お前とリアは同じ日にまとめて潰す。『バッド・ブラッド』で俺とタイマンしろ」と一騎打ちを迫った。

 するとダミアンも「お前が俺に挑戦だと? いいだろう。受けてやる」と即答。両者の対決が決定的となった。ダミアンがベイラーを殴りつけたものの、ドミニク・ミステリオらジャッジメント・デーの面々がベイラー加勢に飛び込んで4人がかりで暴行した。

 そこへ松葉杖をついたリアがやってきた。背後からリヴが襲撃を狙っても松葉杖で殴って返り討ち。立ちはだかったドミニクも殴りつけたが、リヴが背後からスライディングラリアットで左足を射抜いた。リング上ではベイラーがタッグベルトでダミアンの顔面を殴打。リアをリングに上げたリヴは松葉杖で左足をめった打ちにし、ドミニkも松葉杖でダミアンを何度も殴りつけた。

 『バッド・ブラッド』で遺恨対決シングル2番が実現濃厚となった。が、ダミアン、リアともに大ダメージを受け、不安を残した。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。