昭和40年(~41年3月)生まれの男性のための情報誌『昭和40年男』の最新号が発売。特集は「魅惑の昭和 ディスコナイト」。昭和(70年代後半~80年代前半)のディスコ文化及びディスコ音楽を大々的にフィーチャーした内容は昭和40年男たちの心も躍る内容が満載。
あの頃のディスコ文化に学ぶもの。
9月11日発売号になる「昭和40年男」の特集は「魅惑の昭和 ディスコナイト」。国を越え、世代を超え、時を超えたディスコミュージック。人力で生み出されるゴキゲンなグルーヴはダンスフロアだけでなく、ニッポン流に翻訳されてテレビやラジオからも頻繁に流れ、少年少女たちも夢中にさせられたもの。
この特集では昭和(70年代後半~80年代前半)のディスコ文化及びディスコ音楽を大々的にフィーチャー。ディスコダンスの伝道師であり今号の表紙も飾ってくれたイラストレーター・江守藹さんが語る東京ディスコ史にはじまり、伝説のディスコDJのインタビュー、さらにディスコと歌謡曲を結びつけたヒットメーカー・筒美京平についての考察を近田春夫さんに、その筒美京平の楽曲で羽ばたいた岩崎宏美さんにも貴重なお話を伺っている。
あの盛り上がりは一体なんだったのか。何を残したのか。それは今どういう形で継承され残っているのか。さまざまな角度から検証していく。
第二特集「俺たちの時間旅行 タイム・トラベル」は、1971年(昭和46年)にフォーカス。この年から『週刊少年マガジン』で連載が始まった『空手バカ一代』について前田日明さんが、はっぴいえんどの歴史的名盤『風街ろまん』についてカーネーションの直枝政広さんが語るほか、伝説となっている箱根アフロディーテでのピンク・フロイド来日公演、カップヌードル発売、江夏豊のオールスターゲーム9連続奪三振といったトピックを取り上げていく。
連載インタビューでは「俺たちのアイドル」に伊藤 蘭さん、「ガツンとひと言。兄貴に説教」に映画監督の石井岳龍さん、対談連載「樋口教宏の神のみぞ知る」にはダイアモンド☆ユカイさんが登場。錦織一清さん、大槻ケンヂさん、江口寿史×鈴木ダイスケ「回転ちがいのズル休み」などの連載陣も絶好調。どのページも見逃せない内容。
Exclusive Cross Talk バブルガム・ブラザーズ
本誌ディスコ特集巻頭の場において、彼らほど相応しいアーティストはいるだろうか。ちょっとワルそうだけど、おしゃれで、ユーモアセンスも抜群の兄貴的存在。そう、我々の不良願望をくすぐってくれたブラザートムとブラザー・コーンによるバブルガム・ブラザーズが本誌初登場! 久々にコンビを復活させ、再始動させた意味、そして二人のベースにある昭和のディスコシーンについての話を聞いた。
昭和のディスコと昭和40年男
黒人音楽人気からの派生で注目された70年代半ばの第一次ディスコブームも『サタデー・ナイト・フィーバー』のヒットでブームとなった第二次ディスコブームもリアルタイムでは体験できなかった昭和40年男。後追い世代ゆえ生まれた独特のディスコ観とは。
ディスコと人生を歩んだ伝道師 江守藹が語る東京ディスコ史
最先端カルチャーの発信基地であり、リアルタイムの黒人音楽に触れることのできる場だったディスコ。その歴史を、日本にディスコカルチャーが誕生して開花するまでの一部始終を目撃した男、江守藹とたどる。
ディスコで見かけたファッションアイテム
1970年代後半から火がついたディスコと時を同じくして、アメリカンファッションやサーフィンのブームも到来していたあの頃。そんなすべてが入り乱れる踊り場は、今思うと毎日がファッションウィークのようだった。
近田春夫が語る、ディスコと歌謡曲と筒美京平と
日本の歌謡曲にディスコをもち込んだ男、それが大ヒットメーカー筒美京平だった。筒美作品の研究で知られる近田春夫に、京平ディスコの構造的な魅力、そして踊るためのディスコミュージックについて、徹底解説していただきました!
前田日明が語る『空手バカ一代』
“牛殺し”の空手家、大山倍達の半生をドラマチックに描いた実録漫画『空手バカ一代』。当時、少年読者としてこの漫画から受けた多大なる影響と大山総裁との秘話を“格闘王”前田日明に語ってもらった。
はっぴいえんど『風街ろまん』発売
後世のバンドに多大な影響を与えたはっぴいえんど。そのなかでも彼らの2枚目のアルバム『風街ろまん』は誰も成し得なかった日本語ロックの完成系として名高い。その理由と魅力をカーネーションの直枝政広に聞いた。
俺たちのアイドル 伊藤 蘭
我らがランちゃん、本誌4度目の登場である。そして今回は4度目にして初の「俺たちのアイドル」ページになる。記憶に新しい『NHK紅白歌合戦』や最新シングル、もちろんキャンディーズ時代の話も伺った。