店側の問題点発覚
食中毒症状を訴えた患者全員が、「お肉のランチ 豚しゃぶのサラダ仕立て」を食べていた。
(画像:イメージ)
また、保健所の立ち入り調査では、店の「加熱を要する食品への加熱不足」が発覚。
さらに、調理済み食品の保管状態にも、問題があることが分かった。
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予防3原則
「黄色ブドウ球菌食中毒」は、特に夏場に多く発生し、飲食店や家庭での調理が原因となることが多い。
(画像:黄色ブドウ球菌 提供:東京都健康安全研究センター)
黄色ブドウ球菌による食中毒を予防するためには、
・手洗いと消毒の徹底:調理前や調理中にこまめに手を洗い、アルコール消毒を行う。
・適切な温度管理:食材の中心温度を75℃以上で加熱し、菌の増殖を防ぐ。
・調理後すぐに喫食:調理してから喫食するまでの時間を短くし、菌の増殖を予防。
これらを、習慣化していくことが大事となる。