【DDT】To-yがアイアンマン&「いつどこ」同時奪取も アイアンマンはディーノが奪還

 『ネタバレ禁止×ビアガーデンプロレス in UENO』が10日、東京・上野恩賜公園野外ステージで行われ、To-yがメインイベントの6人タッグ戦でサウナ親方(男色ディーノ)にピンフォール勝ちを収め、アイアンマンヘビーメタル級王座と「いつでもどこでも挑戦権」を同時に奪取。敗れたディーノはアイアンマン王座のみ奪還した。

 「ネタバレ禁止興行」は、大会当日の深夜24時まで試合内容や試合結果などの報道及び観客のSNS投稿を一切禁止したもの。4・21鶴見大会で初開催され、「ネタバレ禁止興行」ならではレアな戦いが好評を博し、今回の第2弾につながった。

 今大会では第2試合で遠藤哲哉と組むはずだった飯野雄貴、高鹿佑也が試合前のバックステージでポイズン澤田JULIEに呪文をかけられた。このため遠藤は1vs5で戦うハメに。第3試合ではぺろぺろ親方(たぶんアントーニオ本多)、“怖い”20年前の大鷲透、デビュー当時の平田一喜が登場。第4試合はMAO風の誰か(みかん・キャシディ)vsクリス・ブルックス似の誰か(クリス巡査部長)vsHARASHIMA的な誰か(OBAKESHIMA)vs中村圭吾っぽい誰か(K5000)による、ここでしか見ることができない4WAYマッチが行われ、クリス巡査部長のゴムパッチン攻撃からキャシディがK5000を押さえた。

 そして、メインイベントでは“The37KAMIINA”上野勇希&勝俣&To-yが、“元祖The37KAMIINA”を主張するサウナ親方&松田慶三&植木嵩行と激突。試合中にプロレスのマナーに反する行為をした選手は場内に設置されたサウナ室に送られる特別ルールで行われた。

 厳格なレフェリーの判断で次々に選手がサウナ室に入れられた。あまりの暑さに選手たちがヘロヘロとなったが、最後はサウナ親方が男色殺法で攻め込んだところを、To-yが逆転のフランケンシュタイナーで3カウントを奪った。

 この結果、サウナ親方ことディーノが保持していたアイアンマン王座と「いつでもどこでも挑戦権」がTo-yに移動。ダブル奪取を果たしたTo-yだったが、マイクアピール後、背後からディーノに丸め込まれて3カウント。ディーノがアイアンマン王座を即奪還した。