「天地がひっくり返る!? 驚きのアイデア」新ブランドPPACO™(パコ)のサンダルがおもしろい!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.74の画像一覧

モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回の「コレ買いです」は、シンプルにして驚異のギミックを備えたPPACO™(パコ)のサンダル「LUX-1」をご紹介します!

サンダルに特化した待望の新ブランドが誕生!


ちょっとファッションに明るければ、「サンダル」と耳にしていくつかの有名ブランドが思い浮かぶはず。親指を守るガードがついていたり、ヒールストラップ付きで走れたりもする高機能サンダルは、暑い季節におけるコーディネートの定番として活躍しています。

また、近年はスポーツブランドのシャワーサンダル(便所サンダルの名称のほうが通っているでしょうか……)も、気兼ねなく履ける一足として注目を浴びましたよね。サンダルの可能性は広がる一方です。

かくいう私もサンダル愛好家で、いろいろな新作を履いてきました。「なにかおもしろいものはないかな……?」と開拓していたとき、見つけたのが今回紹介するPPACO™の「LUX-1」だったんです。

PPACO™

LUX-1(AIR STUDDED SOLE®)

¥9,900(税込)

PPACO™は、シューズデザイナーである竹ヶ原敏之介さんがディレクションしているサンダルブランド。今年2024年の春にデビューしたばかりの、出来立てほやほやです。

そのブランドコンセプトは、

常識をひっくり返そう(公式webサイトより)

というなんともセンセーショナルなもの。いったい、どんな常識をひっくり返そうというのか、ご説明します!

(広告の後にも続きます)

国際特許まで取得した、その驚きの技術とは…!?

はい、答えはこれです。


サンダルの履き口が下に、アウトソールが上にと、天地がひっくり返りました。

こんなことはないですか? 頻繁に脱ぎ履きするからとバルコニーや庭にサンダルを置いたままにしていたら、雨に降られてサンダルの中がびちゃびちゃになってしまったなんてことが。最近のサンダルは立体的なフットベッドにモールドされているから、いっそう水たまりができちゃったりするんですよね。それで長時間放置したら、カビが生えてきちゃったりして……。

でも逆さに置けるPPACO™のサンダルなら、そんな悲劇は起こりません(※1)。

逆さに置くなんて大したことないように感じるかもしれませんが、実際にお持ちのサンダルで試してみたら、PPACO™の特徴を痛感するはずです。一般的なサンダルで、ここまでしっかり裏返すことはできませんから。

まっすぐにカットされた履き口と、かかと側に比重をもたせた設計により、PPACO™のサンダルは安定して裏返すことができるようになりました。なんと国際特許(※2)まで取得した独自の機能でもあるんです。

個人的には、ひっくり返したときの佇まいに近代アートのオブジェ的な美しさを感じまして、すごく好感を覚えました。


指先全体をカバーするアッパー形状ですが、一部に通気孔が設けてあるため、逆さに置いた状態でも靴内が適切に換気される仕組み。だから、常にクリーンな状態でサンダルを履けるわけです。