もっちりした履き心地でフィット感もよかった!

履き心地も実に良好でした。


素材に使われたのは、天然ラテックスを配合して微発泡させた中反発素材「High-PerFORM®」。軽量さとほどよい弾力性を併せ持っていて、もっちりとした感覚が特徴です。歩いてみると自重でちょっと沈み込む感じがあって、衝撃をやさしく吸収してくれました。


また、ちょっとした重量感と適切なフィット感があり、普通に歩いたくらいでは勝手に抜け落ちるような不安もまったくありませんでした。

ちなみにこの「High-PerFORM®」は、天然由来の成分で製作された地球にやさしい素材。ボックスも100%再生紙を使用し、同梱されたシューズバッグも堆肥化可能な繊維で作られていると、サステナブルな配慮も完璧。そのあたりも実に今どきですよね。

(左)PPACO™

LUX-1

¥8,800(税込)

ちなみに、今回はもっともスタンダードな「LUX-1」と特殊なソールを用いた「LUX-1(AIR STUDDED SOLE®)」の2タイプを試してみました。「LUX-1」は水はけのいいドットを配したミニマルなデザインで、グリップ力に加え耐摩耗性も兼ね備えています。


一方の「LUX-1(AIR STUDDED SOLE®)」はデザイン的にもおしゃれなスタッズソール。それぞれのスタッズ内に一定の空間が設けられており、歩行するたびに内包された空気圧が働くことで心地よいクッション性を生み出します。

履いてみたところ、どちらもグリップ力やクッション性はなかなかでしたが、やはり全体の評価は「LUX-1(AIR STUDDED SOLE®)」に軍配。特に“逆さにする”というこのサンダル特有の行為を考えれば、スタッズが持つビジュアル的なインパクトは大きいかなと思いました。

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【総評】使い勝手の良さは想像以上! 今後も楽しみ!


逆さにして内部をクリーンに保つというのは、まさに天地がひっくり返るアイデア。単純にして実におもしろい機能だと思いました。私は我が家の靴洗い担当なので、PPACO™があれば庭での作業が捗りそう。ベランダに出入りするときも便利ですし、ワンマイル用サンダルとしてもよさそう。フカフカで気持ちいいから、ルームサンダルとしてもいいかもしれません。

それに大前提として、デザインもいいんですよね。ミニマルでいて、見た目から気持ちよさが伝わってくるから、履いていて清々しい気分になるんです。とまあ、期待がふくらむ逸品でした。まだデビューしたてのブランドですから、これからはもっと種類が増えてくるはずで、今後の動きが楽しみです。

問い合わせ:PPACO™

info@ppaco.world

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構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典

(※1)素材の特性上、高温になる場所での使用・保管は変形の恐れがあるので、避けてください

(※2)日本、台湾、中国、香港、韓国、ヨーロッパにて特許取得済み