「名作スーツケースの製作現場に潜入取材」ブランド20周年のエース・プロテカ、これが世界に誇るジャパンクオリティの真髄だ!の画像一覧

「プロテクト(守る)」「テクノロジー(技術)」「エース(エースの理念)」を語源に持つ、エースの最高峰ブランド「プロテカ」は、今年で誕生20周年。日本製にこだわったクラフツマンシップあふれる製作拠点に潜入!

風光明媚な北海道の大地で「プロテカ」は生まれる!


エースラゲージ北海道赤平工場は、日本最大級の国産スーツケース工場として1971年に操業。ハードケースもソフトケースも一貫体制で製作できる国内最大の工場で、一日に約700 個を生産している。札幌ドームの2倍という広さの敷地は自然も豊かで、鹿やキツネなどの野生動物もよく遊びに来るそう。

(広告の後にも続きます)

機械化が進んでも、仕上げるのは人の手

ビジネスバッグとは違い、頻繁には買い替えないスーツケースは、より選ぶのが慎重になる人も多いだろう。デザインはもちろん、長く愛用できたり使い勝手に優れていることも重要になる。日本製にこだわったモノづくりを続けているエースの「プロテカ」は、国内外のジェットセッターから絶大な人気を集めているブランドだ。日本ならではのアイデアや感性を盛り込んだ独自の機能により、あらゆる面において満足させてくれるスーツケースを発信している。

プロテカの全製品を手がける北海道赤平工場は、素材の成形から組み立てまで一貫体制でスーツケースを製作できる日本で最大の工場でもある。時代とともに機械化が進む中、現在でも各工程で“人の手”が多く加わっているのが特長。それが長きにわたり高品質をキープできている要因であり、その実力は世界の名だたるラグジュアリーブランドからOEMの依頼が絶えないことからもうかがえる。


スーツケースの組み立ては1ラインを8名体制で構成し、その多くを手作業で仕上げている。


フレームタイプのスーツケースの操作性を左右するフレームは、コーナーごとに角度の誤差±1°で正確に管理されている。


前後の工程を各職人が把握しており、ちょっとした違和感やミスにも気づきやすい環境。


内装生地を素早く丁寧に貼り付ける作業から、職人の技術力の高さが感じられる。