「ウマすぎる…回転寿司チェーンの神業アレンジ」1000日以上連続で寿司を食べ続ける愛好家に聞いた“くら寿司・スシロー・はま寿司”で頼むべき意外な一品とは?の画像一覧

回転寿司チェーンに行ったら、当然寿司を食べるだろう。近年、デザートなどのサイドメニューにも各回転寿司チェーンが力を入れていることは時折耳にするが、それでもあまり注文しない人もいるかもしれない。しかし、1,000日以上連続で寿司を食し、その累計が30000カンを超えるという「寿司リーマン」さんは、「実は麺類も美味しいんです」と語る。各チェーンのイチオシメニューやアレンジ方法を聞いた。

くら寿司の「出汁」は最高

くら出汁は通常はお椀での提供、写真は持ち帰りカップ(寿司リーマンさん提供写真)

くら寿司では、「くら出汁」と呼ばれるメニューがある。昆布・煮干し・鰹・鯖などから摂った出汁で、サイドメニューとして注文することができる。寿司リーマンさんは様々な活用方法があると話す。

くら出汁で作った鯛茶漬け(寿司リーマンさん提供写真)

「そのまま飲んでもめちゃ美味しいんですけど、最後ちょっとだけくら出汁を残しておいて、うなぎや鯛のお寿司を入れたらひつまぶしや鯛茶漬けみたいになります。1貫は普通に食べて、くら出汁も途中まではそのまま飲んで、最後の少量ともう1貫をアレンジすると一石二鳥の楽しみ方ができます」(寿司リーマンさん)

くら寿司には他の組み合わせもあるという。

「くら寿司の平日限定メニューで『旬の海鮮丼』というメニューがあるのですが、価格は600円。これに150円の『くら出汁』を頼む組み合わせをよくやりますね。2つ合わせても750円と定食価格です。まずは普通に『旬の海鮮丼』を食べて、『くら出汁』も普通に飲む。それぞれ少しだけ残しておけば、最後に『旬の海鮮丼』に『くら出汁』をかけて海鮮茶漬けになります。これだけでかなり満足度が高いですし、滞在時間15分ぐらいなのにすごく贅沢した気分が味わえます。おそらく中途半端に余ってしまったネタを細かく切っているので、行く度に使われているネタが異なるのも楽しいですね」(寿司リーマンさん)

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うどんやラーメンにお寿司を入れて食べる!?

どの回転寿司チェーンでもうどんやラーメンなどのサイドメニューが充実しているが、寿司リーマンさんによると、これらも寿司との組み合わせアレンジが可能なのだそう。

「担々麺や味噌ラーメンといったちょっと濃いめの麺類には牛カルビなどの肉寿司を投入するとカルビクッパみたいになります。こってりとした味になるのでわさびを入れると、和風カルビクッパといった感じで美味しいですね。白米と違ってシャリには酸味があるので、以外と食べやすいんです」(寿司リーマンさん)

回転寿司チェーンは当然寿司がメインだが、意外にも各社麺類に力を入れているそうだ。

くら寿司の『昆布水つけ麺』

「ちょっと驚いたのは、くら寿司で『昆布水つけ麺』があったことですね。昆布の出汁感のある液体に麺が浸っていて、そこからつけ汁に入れて食べるんですが、麺だけで食べても昆布水の旨味が感じられるんです。ラーメン業界で流行っているのは聞いたことがありましたが、まさか回転寿司チェーンが!?とびっくりしましたね」(寿司リーマンさん)

他にもスシローでは有名ラーメン店監修メニューが多く、シャリ玉(シャリだけ)を最後に入れることで〆の雑炊まで楽しめるのだそう。「まさに回転寿司の醍醐味ですよね」と寿司リーマンさん。