現地9月14日、アイルランド・レパーズタウン競馬場で行われた、チャンピオンステークス(G1・芝2000m・8頭立て)は、T.マーカンド騎乗、エコノミクス(牡3・英・W.ハガス)が、2着にオーギュストロダン(牡4・愛・A.オブライエン)、3着に日本から参戦したシンエンペラー(牡3・栗東・矢作芳人)が入った。
3着 シンエンペラー
矢作芳人調教師
「予想通り、クールモア勢4頭で、うちが1頭ですから厳しいレースだったと思います。日本が暑くて、日本では状態を上げられなくて、フランスに来てから徐々に状態は上がっては来ていたのですが、7、8割の中でよく頑張ってくれたと思います。勝ちに来ているので悔しいことは確かですが、次に向けては良いレースだったのかなと思います。うちは休み明けでしたし、適性のある馬を連れてくれば十分通用する手応えは掴めました」
【レース動画】シンエンペラーは惜しくも3着敗退…愛チャンピオンS
ゴール前で伸びてくる
日本のシンエンペラーは3番ゲートから。スタートはしっかり決めていきたい馬を行かせて外目4番手を追走。長い向こう正面をじっくりと進み、3コーナーへ入って5番手馬群の中へ。そのまま馬群の中を進んで直線の攻防を迎えると、やや進路を探すようなところを見せて外へ切り返した。先に抜け出したエコノミクス、オーギュストロダンには届かなかったものの、ラスト1ハロン付近から猛追。3着まで押し上げたところがゴールだった。3着に敗れたとはいえ、やや脚を余し気味の走りで、凱旋門賞へ向けて期待が持てそうな内容だった。勝利したのは英国のエコノミクス。
【全着順】
1着 エコノミクス・英
2着 オーギュストロダン・愛
3着 シンエンペラー・日
4着 ロスアンゼルス・愛
5着 ゴーストライター・英
6着 ルクセンブルク・愛
7着 ロイヤルライム・英
8着 ハンスアンデルセン・愛