ピンが遠いバンカーで簡単に寄せるコツ!アドレスが超重要だった

足は砂に”埋め込まない”

バンカーでは「足を砂に埋める」というのが定説ですが、飛距離を出したいときはこの理論は当てはまりません。足を埋めないほうが、ボールとクラブの距離が遠くなるため飛距離を出しやすくなる。

簡単にいうと、砂を薄く取れるため、ボールへのエネルギー伝達効率がよくなり、しっかり遠くへ飛ばせます。


「森山コーチが言うように、ロフト角が立って飛ばしやすくなるので、ボールポジションを少し右寄りにするのもオススメです」(小井土)

足を深く埋めてしまうと、スイングの最下点がどんどん地面深くに埋まっていく。

ボールとクラブの間に多くの砂が挟まるため、パワーが奪われて飛ばしづらくなってしまう。

いかがでしたか? このレッスンを参考に練習してみてくださいね。

森山 錬
●もりやま・れん/1996年生まれ、東京都出身。ジュニア時代から選手として活躍。19年から指導者の道を進み、レッスン活動を行なうアイデアマンのコーチ。7月に自身のスタジオ「Futako GolfClub」を東京都・二子玉川にオープン予定。

小井土峡太
●こいど・きょうた/1997年生まれ、長野県身。東北福祉大ゴルフ部出身で、最長飛距離443ヤードの記録をもつドラコンプロ。ショートゲームの上達法にも深い知識をもち、原理原則に基づいてのレッスンに定評がある。

構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸、相田克己
協力=日神グループ 平川CC、取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)