【全日本】光留が王者・土井眼前で快勝 翌日世界ジュニア戦へ「新しい佐藤光留の始まりだ」

『第11回王道トーナメント』アクトシティ浜松(2024年9月15日)
○佐藤光留&デイビーボーイ・スミスJr.&ジョエル・レッドマンvs斉藤レイ&“ミスター斉藤”土井成樹&セニョール斉藤×

 光留が王者・土井の眼前で世界ジュニア前哨戦を制し、「新しい佐藤光留の始まりだ!」と返り咲きを見据えた。

 9・1福岡大会で井上を破った王者・土井に挑戦を表明した光留が明日9・16大阪大会で世界ジュニア挑戦を果たす。前日となったこの日、8人タッグによる前哨戦で土井と激突。バカタレスライディングキック、腕関節を読み合う高度な攻防を展開すると、終盤にはカットに飛び込んだ土井をジャンピングハイキックで返り討ち。レッドマンのキャメルクラッチに捕まる土井の眼前でセニョールをチキンウイングアームロックで仕留めた。

 唯一の前哨戦を制した光留は試合後、「新しい佐藤光留の始まりだよ。新世代? どうぞご勝手にやってください。あなたたちもそのうち旧世代だよ。でもね、佐藤光留はね、今から新しくなるんだよ。毎日毎日新しくなろうとしてるんだよ」と言い切った。その第一歩となるのが世界ジュニア返り咲き。「その違いだな。土井成樹、お前もその一人だろ? 明日、お前の左腕、左足、右足、右手、首、どこか大事なところをいただきます」と土井に敬意を示したうえで翌日のタイトルマッチへ向けて通告した。

【光留の話】「たまにはかっこいいね、佐藤光留。前哨戦こんなにカラッと勝ったことあったっけ? 記憶にないね。新しい佐藤光留の始まりだよ。新世代? どうぞご勝手にやってください。あなたたちもそのうち旧世代だよ。でもね、佐藤光留はね、今から新しくなるんだよ。毎日毎日新しくなろうとしてるんだよ。その違いだな。土井成樹、お前もその一人だろ? 明日、お前の左腕、左足、右足、右手、首、どこか大事なところをいただきます」