新日本は15日、9・29神戸大会の全カードを発表。全9試合で5大タイトルマッチが並んだ。
NEVER無差別級王者・HENAREは9・9後楽園大会で同王座初挑戦となった高橋ヒロムを下し、初防衛に成功。試合後、鷹木が「すげえ試合だな、おい! こんな試合を見たら黙っていられねえよ! 次は俺が相手だ! 神戸でどうだ?」と9月ビッグマッチでの挑戦を表明した。HENAREも受諾し、V2戦が決定。両者はHENAREが戴冠を果たした6・16札幌大会以来3ヵ月ぶりの再戦で、鷹木にとっては雪辱戦となる。
IWGPジュニアヘビー級王者・DOUKIが9・11仙台大会で石森太二超えを遂げ、初防衛を果たした。試合後、「今年入ってヒロム、デスペラード、そして最強の石森から勝ってやった! もう、これで文句ねえだろ。俺が最強のジュニアチャンピオンだ!」と豪語した王者を金丸が襲撃。「てめえみてえな薄っぺらいチャンピオン、顔じゃねえんだよ! 次、俺が行くからな!」と名乗りを上げ、かつて鈴木軍で共闘した二人が新日ジュニアの頂点をかけて対決することになった。金丸は勝利すれば初戴冠で、新日本、全日本、NOAHの3大ジュニア王座制覇を成し遂げることになる。
NEVER無差別級6人タッグ王者・棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグは9・14登別大会でEVIL&裕二郎&ディック東郷を返り討ちにし、初防衛に成功した。試合後、SHOが「クソセコい勝ち方してんじゃねえぞ。もっとよ、こんなクソみてえなとこじゃなくて、ちゃんとした場所でやり直せ!」と要求。トーチャーツールによる襲撃を回避した棚橋は張り手をお見舞い。「この登別のお客さんが納得する挑戦者を連れてこい! そうしたら受けてやるよ!」との意向を示すと、SHOは「NEVER6人、俺を入れてちゃんとした場所でやり直せ」と名乗り。HOUSE OF TORTUREがEVIL&裕二郎&SHOにチーム編成を変えて連続挑戦を果たすことになった。
これで神戸大会は5大タイトルマッチが並んだ。ほかにも後藤洋央紀とSTRONG無差別級王者ゲイブ・キッドのノンタイトル戦が決定。TMDKの新メンバー「X」が参戦し、ザック・セイバーJr.&藤田晃生とのトリオでSANADA&タイチ&TAKAみちのくと激突する。今年のBEST OF THE SUPER Jr.に出場したドラゴン・ダイヤがDRAGONGATEのお膝元である神戸大会に参戦。海野翔太&田口隆祐とのトリオで永田裕志&本間朋晃&タイガーマスクと対戦する。
☆9/29(日)神戸・神戸ワールド記念ホール『DESTRUCTION in KOBE』14:30開場、16:00開始
◇第1試合◇
ドラゴン・ダイヤ
田口隆祐
海野翔太
(1/20)
タイガーマスク
本間朋晃
永田裕志
◇第2試合◇
フランシスコ・アキラ
カラム・ニューマン
ジェフ・コブ
(1/20)
BUSHI
高橋ヒロム
辻陽太
◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
ゲイブ・キッド
(1/30)
後藤洋央紀
◇第4試合◇
TAKAみちのく
タイチ
SANADA
(1/30)
X
藤田晃生
ザック・セイバーJr.
◇第5試合◇
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
[挑戦者]
SHO
高橋裕二郎
EVIL
(1/60)
ボルチン・オレッグ
矢野通
棚橋弘至
[第29代王者]
※棚橋&矢野&オレッグ2度目の防衛戦
◇第6試合◇
▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
金丸義信
(1/60)
DOUKI
[第97代王者]
※DOUKI2度目の防衛戦
◇第7試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[挑戦者]
鷹木信悟
(1/60)
HENARE
[第45代王者]
※HENARE2度目の防衛戦
◇第8試合◇
▼IWGP GLOBALヘビー級選手権試合
[挑戦者]
YOSHI-HASHI
(1/60)
デビッド・フィンレー
[第3代王者]
※フィンレー2度目の防衛戦
◇第9試合◇
▼IWGP世界ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
グレート-O-カーン
(1/60)
内藤哲也
[第10代王者]
※内藤初防衛戦