『AEWコリジョン』が現地時間14日、オハイオ州デイトンで行われ、坂崎ユカが元WWEのセリーナ・ディーブに快勝して9連勝。AEW世界女子王者マライア・メイに挑戦を表明した。
坂崎は昨年12月に東京女子を卒業し、現在はAEWで活動している。この日、AEW世界女子王者・マライアがバックステージでインタビューを受けているところに現れ、「私はそのベルトが欲しい」と挑戦を表明した。
その後、坂崎はマライアが見守る中、セリーナとの一騎打ちに臨んだ。セリーナはキャリア19年のベテランで、かつてWWEでCMパンク率いるストレート・エッジ・ソサイエティの一員として活躍。日本にはSMASH、WNCなどに参戦したことがある。
実力者のセリーナを相手に坂崎はダイヤル固めで沸かせ、ぶら下がり式首4の字固め、ミサイルキックで攻め立てた。ジャーマンで投げられ、ショートレンジラリアットを食らったが、スライディングラリアットで応戦。ワンツーエルボーを叩き込んだ。
続くローリングエルボーが空を切ると、パワーボムで叩きつけられた坂崎はマフラーホールドに捕まってしまう。エルボー合戦、ラリアット合戦で渡り合うと、ジャーマン、ラリアットで攻め込まれたが、ノーザンライトボムで形勢逆転。すかさず魔法少女スプラッシュ(トップロープからのダイビングボディプレス)を発射して3カウントを奪った。
坂崎がセリーナに快勝し、9連勝を飾った。試合後、悠然と花道を下がると、入場ゲート前で王者・マライアに襲撃されたものの、ストームゼロを阻止。トラースキックで返り討ちにすると、倒れたマライアの眼前でベルトを掲げ、あらためて挑戦をアピールした。