『AEWコリジョン』が現地時間14日、オハイオ州デイトンで行われ、ジャック・ペリーがクリストファー・ダニエルズを破ってTNT王座防衛を果たした。
The Eliteの一員であるペリーは6・30『Forbidden Door』でTNT王座を戴冠。8・25『オール・イン・ロンドン』ではダービー・アリンを棺桶マッチで下し、ベルトを死守している。1週間前の9・7『AEWオールアウト』ではAEW世界王者ブライアン・ダニエルソンに挑戦し、敗れはしたものの王者を大いに苦しめた。
この日はかつて日本でカレーマンとして活躍したベテランのダニエルズを相手に防衛戦に臨んだ。ニックネームである“SCAPEGOAT”の文字があしらわれた大型車で会場入りしたペリーはその足でリングイン。ラリアット、高速ブレーンバスター、ミサイルキックで攻勢に出ると、ダニエルズの額を叩き割って流血に追い込んだ。
ダニエルズもSTO、エクスプロイダー、デスバレーボムと大技を連発して応戦したが、ペリーは3カウントを許さず。ダニエルズ必殺のエンジェルウィングスを食い止めると、ランニングニーをぶち込んで3カウントを奪った。
ペリーがダニエルズを寄せつけず快勝。TNT王座防衛を果たした。試合後、ベルトを手にリングを降りたペリーはそのまま駐車場へと向かうと、大型車に乗ってさっそうと立ち去っていった。