一度結婚すると、離婚することは簡単ではありません。パートナーのすることに少しでも違和感を覚えたなら、婚約解消を考えるべき時が来たのかもしれません。婚約をしていたとしても、まだ間に合います。
ここでは、女性が「婚約解消してよかった!」と思った男性の特徴とエピソードをご紹介します。
婚約解消してよかった男性の特徴
金銭感覚がおかしい
「初めてのデートで彼が乗ってきた車は、なんと高級外車。入社したばかりのペーペーなのになぜ? と思って聞いてみると、『親の名義でフルローンで買った』と言うんです。
稼ぎが少ないのに数百万円もする車を頭金もなしにフルローン、しかも親がそれを承諾するという、家族揃ってなんとも普通ではない金銭感覚に危機感を覚え、婚約解消しました」(22歳/医療系)
金銭感覚が合わないと、初めは少しのズレであっても、次第にそれが大きなしこりになり、取り返しのつかないケンカの原因になることがあります。
男性の持ち物とか、普段の買い物の仕方など、お付き合いしている間によく観察しておくことが必要かもしれませんね。
借金がある
「2年付き合って婚約した彼がある日、消費者金融に借金があることを告白しました。
いくらなのか尋ねると5万円だと言うので『すぐに精算してきて』とお金を渡しました。
しかし実は、他に2社からも借り入れがあり、何に使ったのか聞くと、生活費と後輩におごるための飲み代だと。
ちゃんと収入があるはずなのに消費者金融でわざわざ借りるなんておかしいですよね。
婚約までしていたからダメージが大きかったけど、親にも周りにも『良かったね』と言われました」(29歳/保育士)
結婚生活で一番大切なのは、もちろん愛情ですが、それと同じくらいお金も大切です。
借金がある男性との結婚は、自分にも借金を背負うんだという覚悟が必要です。
自由にお金を使えるはずの独身時代に借金を作るような男性は、無責任だったり、お金に無頓着で女性が苦労する可能性が高いです。
なので、婚約解消するのがベストかもしれません。
バツあり子持ち
「離婚歴があって子持ちなことはわかっていたけど、実際婚約をして結婚が現実的になると、責任の重さに押しつぶされそうになり、将来を悲観するようになってしまいました。
初婚の私に子育てなんて…… と思うと泣けてきて心が不安定になり、心療内科に通院することに。このことがきっかけで、婚約解消することになりました」(32歳/営業)
初婚の女性がいきなりお母さんになるということは、精神に大きな負担がかかります。
自分が産んだ子供を育てるにもかなり大変なことですが、出産経験もなくいきなり母親になるというのは相当なこと。
ここで婚約解消したことは、この女性にとっては正解だったのかもしれませんね。
この場合、男性に非はありませんが、バツあり子持ちの男性との結婚は、女性にかなりの覚悟が必要なので、慎重に考えた方がいいでしょう。
浮気癖がある
「彼とは不倫関係で始まりました。私との付き合いがバレて離婚することになり、彼が離婚してから約1年後にようやく婚約。
彼の私に対する愛情は本物だったんだと幸せな気持ちで過ごしていた日々も束の間、入籍の1週間前に彼の浮気が発覚したのです。
『やっぱりそういう人だったんだ』と絶望し、自分の見る目のなさにも落ち込みました。浮気する人は繰り返すと、人生の教訓になりました」(27歳/販売)
不倫や浮気で始まった恋は、いけない状況で始まるからこそ運命の人だと思いこみ、のめりこみがちです。
しかし、浮気をする人のほとんどには次から次へと新しい刺激を求めて浮気をしてしまう癖があるようです。
浮気で始まった関係から結婚というのは、周りから祝福されにくく、嫌な思いをすることも多くあると思います。
女性が我慢することが多くなるので、いろいろ考えると、婚約を解消するのがベストなのかもしれません。
相手の家族と合わない
「彼の家に遊びに行くといつも優しく迎え入れてくれて、素敵なご家族だなと思っていました。
しかし、婚約した途端、彼のお母さんの態度が一変。私を手下のように扱うようになり、自分の買い物なのに、私に支払いをさせることも。
しかも彼も、そんなお母さんの態度を見て見ぬふりなんです。彼への愛情が一気に冷め、結婚するのをやめました」(26歳/公務員)
相手の家族との付き合いは一生です。結婚前に違和感を抱いているなら、それが一生続くと思った方がいいでしょう。
相手の家族は、疎かにできない存在だからこそ、相性は大切です。
新婚のうちは我慢することができても、数年すればわだかまりが大きくなり、限界だと気づいた時にはすでに手遅れになっているでしょう。
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婚約しててもまだ間に合う! 結婚前に見極めよう
婚約をしてしまったからと、無理に結婚する必要はありません。
彼の行動や言っていることに違和感を抱いたなら思い切って婚約解消する方が、いい人生になることがあります。
婚約となると、その言葉で舞い上がってしまいがちですが、自分が感じた違和感を押し殺してまで結婚しなくて大丈夫。
本当に「この人となら一緒になりたい」と思えるようになってから結婚すればいいので、焦らずじっくり相手を選ぶようにしてくださいね。