【全日本】土井が光留とのセーター対決制して世界ジュニアV3、田村痛烈批判で挑戦表明

『第11回王道トーナメント』花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホール(2024年9月16日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○“ミスター斉藤”土井成樹vs佐藤光留×

 土井が光留との童貞を殺すセーター対決を制し、世界ジュニア王座3度目の防衛に成功。王道トーナメント出場中の田村が次期挑戦者に名乗りを上げた。

 9・1福岡大会で井上を退けた試合後、光留が挑戦を表明。この日の世界ジュニア戦を迎えた。会見で敬意を表し合った両者。光留は勝てば2022年6月に第61代王者から陥落以来4度目の戴冠となる。

 土井が光留のお株を奪う赤色の童貞を殺すセーター姿で登場。すると光留も試合中にグレーの道程を殺すセーターを着用し、Tバック姿に変身した。タイトルマッチと思えない奇妙な光景の中、光留が足関節地獄に引き込んで土井を劣勢に追い込み、アンクルホールド、ヒールホールドでギブアップ寸前に追い込んだ。

 それでも土井はDOI555からのバカタレスライディングキックで応戦。2発目をキャッチされてアンクルホールドに捕まったものの、最後は目まぐるしいバックの取り合いで二転三転すると、サムソンクラッチで丸め込んだ土井が3カウントを奪った。

 光留のお株を奪う童貞を殺すセーター姿を披露した土井が逆転勝利で世界ジュニア3度目の防衛を果たした。試合後、光留からベルトを受け取った土井はサッカーのユニフォーム交換ならぬセーター交換。敬意とともに健闘をたたえ合った。

 そこへ次なる挑戦者が現れた。現在、王道トーナメント出場中の田村だ。「一生懸命はいいんです。ただ、リング上でセーター着てなにをやってんですか? しかも世界ジュニアの大事なタイトルマッチ、大事なタイトルマッチですよ。土井さんも何やってんですか? チャンピオンでしょ?」と批判を投げかけると、「このままじゃダメなんで。もっと厳しく激しく世界ジュニア戦をやりたいと思うので、土井成樹の世界ジュニア、田村男児に挑戦させろ」と迫った。土井に拒む理由はなく「お前の言わんとすることはようわかった。次の挑戦者、田村男児で決定でいいよな!」と叫び、両者によるタイトルマッチが決定的となった。