『SUNNY VOYAGE 2024』埼玉・春日部ふれあいキューブ(2024年9月16日)
○小峠篤司&大原はじめ&Eita&近藤修司vsHAYATA&タダスケ&菊池悠斗&YO-HEY×
“反RATEL’S”を鮮明にした小峠がGHCジュニアタッグ王者のYO-HEYを怒りの粉砕。大原と組んでのGHCジュニアタッグ王座挑戦を表明し、“金髪夫婦”YO-HEY&HAYATA組も受けて立った。
新メンバーとして菊池悠斗(道頓堀プロレス)が加入し、約4年半ぶりにリスタートしたRATEL’S。2日前の後楽園大会では、菊池が強心臓っぷりを発揮して始動戦に快勝したものの、その試合で激しくRATEL’Sに突っかかっていたのが小峠だった。
この日もゴング前からYO-HEYらに突っかかり、試合が始まっても珍しく喧嘩腰でYO-HEY、HAYATAを攻め立てた。終盤には金髪夫婦の連係を浴びて窮地に陥ったものの、飛び込んだ大原が風車式バックブリーカーでYO-HEYを撃ち抜いて援護射撃。すかさず小峠が高速ニーアタックからのキルスイッチにつなげてYO-HEYから鮮やかに3カウントを奪ってみせた。
すかさずマイクを握った小峠は「おい、お前ら今さらRATEL’Sってなんやねん? そもそもな、俺のおかげで、俺が先陣切ってきたから、お前らはこのリングに立てたやんか。なめんなよ。おい、YO-HEY、HAYATA。次、お前らのベルト、俺に挑戦させろ」と“大阪→NOAH”パイオニアとしてのプライドをむき出しにしながら挑戦を表明。相棒には大原を指名し、大原も握手で快諾した。
YO-HEYも「ピンク頭のモミアゲ野郎が、(UKツアー帰りで)絶賛時差ボケ中の俺らに勝って、このベルトに挑戦? まあええわ。このベルト懸けてやったるわ」と受諾。「でもな、ひとつだけ言わせてくれ。俺らの時差ボケが直って、完全な状態になった二人の愛の力で、お前ら二人パッシパシにやったるからな。覚悟しとけよ」と宣告し、両軍によるGHCジュニアタッグ王座戦が決定的となった。
【試合後の小峠&大原】
▼小峠「時差ボケ? 知らんわい。俺らだってよ、復帰したばっかりやろ。俺もな、どんどんどんどん日増しによくなってってんよ。俺も完治したら、お前らなんか屁でもねえよ。おい、愛の力? 変なボーイズラブ見せられて、喜んでる客もどうかしてんじゃねえか。あいつらもよ、個々で力付けてきたんやったら、今さらRATEL’Sに戻る必要あんのか? 俺たちはもっと前からいるかもしれんけどよ、もっと先のことを考えてやってるぜ」
▼大原「おい、いいか。RATEL’Sの対角線に立つ人間は小峠篤司だけじゃねえんだよ。この俺、大原はじめ、ムイビエンもだ。俺は小峠とともに、この約11年12年ずっとNOAHジュニアで戦ってきた。俺も熱い思いがあるんだよ。RATEL’Sの前に立って、これから俺たちがNOAHジュニアをさらにさらに高め、ムイビエンにしていくからな」
▼小峠「よろしく(握手を交わす)」
【YO-HEYの話】「(HAYATAに)ごめん、ごめん。ああ、クソ。アホなことした。クソ。おいおいおいおい、でもな、小峠ちゃんよ。あとなに? 相方が川崎の英雄? クソ、やっかいやな。でもな、さっきリング上で言ったけどな、俺ら夫婦は絶賛時差ボケ中や。さらにはRATEL’Sの面々、菊池悠斗は東京-大阪の行き来行き来でメチャクチャ疲労溜まっとんねん。さらには、タダスケお母さんは船酔い中や。そんな俺らRATEL’Sに勝ったところで、ベルト挑戦? ああ!? でも、しゃあない。確かに負けたのは事実やからな。でもな、完全状態にした俺ら金髪夫婦をあんまなめんなよ。そう簡単に獲れるもんちゃうからな。よう覚えとけ。(HAYATAに)嫁さん、ホンマごめん。ごめんって」