関西ブルトレの一員はあかつきと併結!「彗星・あかつき」
彗星・あかつき
主な運転区間:京都~南宮崎(2000~2005年)
ブルートレイン化:1965年(あかつき)、1968年(彗星)
廃止:2005年
「彗星」は1968年に登場。最盛期には新大阪〜大分・宮崎・都城間を5往復(電車含む)した。2000年から「あかつき」と併結して京都〜南宮崎間を運行したが、2005年に廃止された。「あかつき」は1965年に登場。最盛期は新大阪〜熊本・西鹿児島・長崎・佐世保間を7往復した。1986年に新大阪〜長崎・佐世保間の1往復となり、1991年に京都発着に変更。2000年に佐世保編成を廃止した。
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あかつきと併結して最後の関西ブルトレに「なは・あかつき」
なは・あかつき
主な運転区間:京都~熊本(2005~2008年)
ブルートレイン化:1984年(なは)
廃止:2008年
「なは」は沖縄の返還を願って1968年に大阪〜西鹿児島間を運行する昼行特急として登場。1975年に寝台特急電車となり、新大阪(一時期は京都)〜西鹿児島間を運行。1984年にブルートレイン化された。2004年の九州新幹線開業で新大阪〜熊本間に運転区間を短縮。翌2005年に「あかつき」との併結を開始して京都〜熊本間を運行した。2008年に「なは」と「あかつき」は廃止された。
最後のブルートレイン「北斗星」は惜しまれつつも2015年に引退
「北斗星」は青函トンネルが開業した1988年に上野〜札幌間で運行を開始した。A寝台個室「ロイヤル」を筆頭に個室を多く備え、食堂車「グランシャリオ」を連結するなど豪華寝台特急として高い人気を誇り、最盛期は3往復を運行した。北海道旅行の看板列車として人気が高く、ブルートレインとして最後まで残った「北斗星」だったが、北海道新幹線の開業を半年後に控えた2015年8月23日で廃止され、ブルートレインは消滅した。
2010〜2015年は「北斗星」専用カラーの電気機関車EF510形が東北本線で活躍。
「北斗星」はA寝台個室「ロイヤル」「ツインDX」・B寝台個室「デュエット」「ソロ」などの個室が充実していてとても快適だった。
食堂車「グランシャリオ」やロビーなども備え、北海道旅行への期待を高まらせてくれた。
photo/Takeshi Ito, Takeru Matsunuma, hide0714 / PIXTA(ピクスタ) text/Takeru Matsunuma illustration/Izuru Endo edit/Imari Ito(WRITEAWAY) supervision/Takeru Matsunuma
※『MonoMaster』2022年11月号に掲載した特集の一部を再編集しています
※掲載の情報は編集部調べによるものです
※九州内はEF66形電気機関車ではなく、ED76形を主とする別の電気機関車が牽引して運行していました