【水沢・青藍賞】ヒロシクンが5馬身差完勝…高松「幅広い距離で走れる」

 9月16日、水沢競馬場で行われた11R・青藍賞(M2・3歳上・ダ1600m)は、高松亮騎乗の2番人気、ヒロシクン(せん5・岩手・佐藤雅彦)が快勝した。5馬身差の2着にゼットセントラル(せん8・岩手・菅原右吉)、3着にサクラトップキッド(牡3・岩手・伊藤和忍)が入った。勝ちタイムは1:41.4(良)。

 1番人気で山本聡哉騎乗、ウラヤ(牡5・岩手・畠山信一)は、6着敗退。

1着 ヒロシクン

高松亮騎手

「先生(佐藤雅彦調教師)と相談して行けるなら行くし、内(グランコージー)が行けば2番手でもいい。馬のリズムを大事にしようとレースに臨みました。2コーナー過ぎで先頭は早いと思いましたが、これも馬の気持ちを優先させた結果。ハミを取って行きたい気持ちでしたからね。すごく強い内容で勝ってくれました。今日はオーナー家族も応援に駆けつけてくれて、恩返しをしたいと思っていましたが、最高の結果を出せてとてもうれしいです。2000mでみちのく大賞典を勝って、今回は1600mでも強いレースで勝ってくれましたし、短距離もこなせそうな感じ。今後、幅広い距離で走れる可能性があると思います」

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佐藤師「次走は南部杯」

佐藤雅彦調教師

「今日のレースは強かったと思います。いつもはダラーッと勝つ感じでしたが、今回はしっかりと伸びてくれました。前回、マーキュリーカップ後は福島の牧場に移動して夏休みを取りましたが、これで完全リフレッシュできたと思います。休養中もしっかりやってくれて、いい仕上がりで臨めました。次走は南部杯に挑戦します。オーナーがお祭り好きですからね」

ヒロシクン 28戦6勝

(せん5・岩手・佐藤雅彦)

父:ドレフォン

母:エスプリドパリ

母父:ハーツクライ

馬主:瀬谷隆雄

生産者:社台コーポレーション白老ファーム

【全着順】

1着 ヒロシクン

2着 ゼットセントラル

3着 サクラトップキッド

4着 グランコージー

5着 マイネルアストリア

6着 ウラヤ

7着 トーセンマッシモ

8着 ゲンパチプライド