9月5日~11日の1週間にAsageiBIZで配信し、大反響を呼んだ上位12記事を好評につき再録する。新しい一万円札、五千円札、千円札が7月3日に発行された。ピン札だから使うのがもったいないと財布の中で眠らせている人もいるだろうが、その前に表面右下に記載されている「記番号」を確認してみてほしい。その並びによっては金額の何倍もの額で売れたりするからだ。(初公開は9月9日)

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渋沢栄一の新1万円札がまさかの20万円!」そんな驚きの声がネット上に響き渡っている。

 1万円が20万円になるとは、いったい何があったのかという人も多いだろう。実はこれ、Yahooオークションに出品された新札の落札価格の一例なのだ。1万円に印刷されている「記番号」が「ゾロ目」などのレアな番号になっていることから、価格が跳ね上がっているのだ。

 実際、ヤフオクの「紙幣」のカテゴリーを見てみると、渋沢栄一の1万円札がずらりと出品されており、どれも「777777」「888888」などの連番になっている。では一体、どのような番号に希少価値があるのだろうか。

「レアな番号のポイントは主に5点。『ゾロ目』と『キリ番』、『連番』、『AA番号』、その他になります。ゾロ目は昔から縁起がいいとされ、中でも『777777』は最も高値で取引されます。『000001』などのキリ番も人気がありますね。また新札には記番号の頭と最後にアルファベットが2つずつ入ります。これが『AA』になっている紙幣はプレミアがつきやすいですね」(コイン・紙幣コレクター)

 また「その他」というのは、お金に困らないとされる「3」「5」「8」の数字が全て入っているなど、主に縁起のいい数字が使われている紙幣だとか。

 7月3日より流通しはじめた新札だが、まだ実際に手に取っていないという人もいるかもしれない。手にしたらまず番号をチェックしてみてほしい。思わぬお宝に大化けするかもしれない!?

ケン高田

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