12月13日公開の映画「はたらく細胞」の主題歌に、Official髭男dismによる書き下ろし楽曲「50%」が起用されることがわかった。9月17日、同曲を盛り込んだ本予告映像が解禁された。

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画「はたらく細胞」を、永野芽郁=赤血球、佐藤健=白血球(好中球)のダブル主演に加え、人間の親子役で芦田愛菜、阿部サダヲ、さらに身体の中で“はたらく”細胞役に、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎ら超豪華キャストで実写化する同作。

このたび、全員主役級のキャストが集結した本予告映像が解禁となり、体の中で擦り傷ができる過程や、赤血球と白血球が重なり合い“かさぶた”を生成する様子、細菌に侵入された体内での闘い、最強の敵に立ち向かうキラーT細胞やNK細胞、マクロファージなど、はたらく細胞たちのたたかう姿や、本作ならではの“人間の世界”で繰り広げられる笑いあり、涙ありのストーリーの行方にも目が離せない映像になっている。

まるでワンダーランドのような体内世界を映し出すため、全国21都市・31箇所・総勢7500人ものエキストラが参加するなど最大規模のロケ撮影で行った圧巻の群衆シーンや、白組によるVFXにより作り上げられた本作の独創的細胞ワールド、また、佐藤健自ら声をかけ実現した「るろうに剣心」シリーズなどのアクション監督・大内貴仁との再タッグにより作り上げられた、華麗なアクションシーンなど見どころが詰まった仕上がりだ。

そして本映像でも使用されている、壮大なスケールで描かれる主題歌を手掛けたのは、幅広い世代から絶大な支持を集め、紅白歌合戦は常連、いまやJ-POPの金字塔と言っても過言ではない4人組バンド・Official髭男dism。“作品を理解して、その魅力を楽曲として表現してくれるアーティスト”としてオファーしたところ、ボーカルの藤原聡が原作のファンでもあるということも重なり実現した。

本作のために書き下ろした楽曲のタイトルは「50%」。Official髭男dismは制作にあたり「昨年、身体に無理をさせ過ぎて、暫くライブが出来なくなりました。今は何ともないですが、健康第一、そんな聞き飽きたはずの言葉がやけに刺さった所で今回のオファーを頂き、アイデアが溢れ出て来ました。50%くらいの力加減で自分を労りながら日々生きて、譲れない瞬間や、大切な瞬間、そんな時だけ本気で頑張ったり、楽しんだりする。そんな塩梅で生きたいという願いを、100%の熱量を込めて作りました」と明かし、「この楽曲が映画に寄り添い、合わさって、沢山の方々と、細胞たちにユーモアや感動など、素敵な彩りを届けてくれる事を願っています」と想いを明かしている。

映画「はたらく細胞」は12月13日公開。