『THE GATE OF ORIGIN 2024』宮城・サンフェスタ(2024年9月16日)
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 ○BIGBOSS清水&ストロング・マシーン・J&U-Tvsドン・フジイ&大鷲透&望月成晃×
清水が大奮戦を見せて、NATURAL VIBESがトライアングルゲート王座V5。ベテラントリオを真っ向から返り討ちにした。
NATURAL VIBESのマシーン・J&清水&U-Tは、9・7山形大会で斎藤了&堀口元気&神田裕之のベテラントリオを下してトライアングルゲート4度目の防衛に成功したばかり。仙台大会のセミファイナルでh再びベテランの望月&フジイ&大鷲を迎え撃った。
大鷲と清水は9・5後楽園大会でタッグを組んだものの、誤爆から敗戦。試合後も言い争いを繰り広げ、大鷲が「オッサン世代がまだまだいけるってことをみんなに見せてやるよ」とタイトル挑戦に意欲を見せれば、清水も「俺たちが山形で必ず防衛して、逆指名してやりますよ」と宣言し、今回のタイトル戦が決まった。
タイトル戦が決まる発火点となった清水は序盤から奮闘。突っかかってくるフジイを真っ向から受け止め、巨体をブレーンバスターで豪快に投げ飛ばす。そこからフジイを孤立させ、王者組が盤石の試合運びを披露した。
耐えに耐えたフジイがU-Tにラリアットをぶち込んで自陣に帰還すると、あとを受けた望月、大鷲がU-Tを狙い撃ち。復活したフジイも厳しくストンピングやビンタを叩き込む。ここで劣勢を覆したのはやはり清水。肉弾戦に持ち込んで流れを変えると、大鷲と望月を同時にバックフリップで投げる離れ技を披露した。
大鷲&フジイのダブルチョークスラム、望月のツイスターがU-Tにさく裂し、再び挑戦者組に流れが傾くが、清水&マシーン・Jも同じチョークスラムで呼応。マシーン・Jがニールキック、パワースラムで大鷲とフジイを排除し、清水に勝負を託した。
清水は望月の猛攻を受け止めたうえで、必殺砲丸投げスラムへ。しかし、試合前に砲丸投げスラム封じに自信を見せていた望月は飛びつき十字固めで切り返す。一転して大ピンチを迎えた清水だったが、強引に望月を抱え上げると、U-Tが飛びつき、バッククラッカーとの合体技がさく裂。U-Tがトペスイシーダで大鷲&フジイを足止めすると、清水が今度こそ砲丸投げスラムを決めて、望月を沈めた。
NATURAL VIBESがベテラントリオを返り討ちにして、トライアングルゲート王座快勝V5。ここ数年は防衛回数が少ない王者が続き、猫の目のようにタイトルが移動してきたが、清水たちは5度の防衛に成功し、最多防衛記録「6」にあと1つのところまで迫った。