「冷凍麺世界売上No.1」進化した“テーブルマークの冷凍麺”はうまいのか?名店監修の新ラーメンほか グルメ系ライターが正直レポートの画像一覧

数々の冷凍食品を手掛けるテーブルマーク。中でも、今年で発売50周年を迎えた「冷凍さぬきうどん」をはじめとした麺類は、食べたことがある人も多いのではないでしょうか。最近では、「冷凍麺世界売上No.1」(※1)としてギネス世界記録™に認定されたことでも話題になりましたよね。

さて、そんな麵類の主⼒商品「さぬきうどん」や、冷凍具付ラーメン「まるぐ」シリーズが、9月よりパワーアップして登場しているということで、早速チェックしてみました!

もちもち感やのどごしの良さがアップしたさぬきうどん

まずは、職⼈技を独⾃の技術で再現して作りあげた「さぬきうどん」から見ていきましょう。


写真左が今までのうどん、右が9月からリニューアルされたものです。味わいにも変化があるそうですが、パッケージの時点で印象がガラリと違いますね。これまでのイメージカラーやデザインなど根幹は踏襲しつつ、よりはっきりとした雰囲気に仕上がっています。⼤胆な赤の縦帯が、店頭でも真っ先に目を引きそうです。


裏面や側面のデザインなども所々異なっていました。特にリニューアルしたほうは、こだわり抜かれた「職人技製法」に関する記述もたっぷり。製造過程が写真付きで紹介されているので、一体どんな食感やのど越しなのか……?と興味がわいてきます。


実際に調理してみました。電子レンジで3分半ほど温めるだけで、すぐ食べられるので時間がないときなどにも便利。お椀に移した時点で、麺もふんわりとほぐれていて、食べやすさもあります。

箸で持ち上げてみると、若干リニューアル版のほうが太い感じがしました。また、つややかさも一層増しているような……。ちなみにコシに関してはどちらも申し分なく、まるで香川県で食べたあの味わいを思い出しました。


一方で、もちもち感やのど越しは、リニューアル版で進化していることが感じられますね。先ほど触れたとおり、麺の太さ(厚み)がアップしているので、その分もちもちに仕上がっているようです。また、原料の配合も見直されているそうで、吸水性が向上しているのだとか。


原料配合の変化に伴って、カロリーもちょっぴりアップしていました。

昨今のうどんの食感トレンドは、コシはもちろん、もちっと感も求められているとのこと。もちもちしているけれど、決して柔らかいわけではない……。リニューアル版は、適度なコシ=歯触りと、もちもち感の両立が◎だなと感じました。トレンドを押さえながら、鮮やかに進化したさぬきうどん、ぜひお試しください。

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名店「ラーメン燈郎」監修のラーメンが新たに登場

続いて、具材たっぷりで満⾜度が⾼い「まるぐ」シリーズにも注目です。このシリーズには、新たな顔ぶれが登場しました。


それが、「燈郎監修まるぐ濃厚豚⾻醤油ラーメン」。商品目にもあるように、名店「ラーメン燈郎」が携わっているということで、ラーメンファン大歓喜ではないでしょうか。


開封してみると、豚チャーシュー、キャベツ、もやしがインパクト抜群。食べ応えがありそうです。


横から見てみても、麺と具材の厚みが同じくらいで驚きます。


鍋で麺を茹でて、盛り付けました。スープは、鶏ガラと豚ガラを使⽤した濃厚な豚⾻醤油。お湯の量によって、濃いめか標準の味わいに調整可能なのがポイント。今回は270mLのお湯でスープを溶かして、標準で仕上げましたが、それでもこってりとした味わいでした。ガツンと胃に染み渡る感じ、たまりません。


⼆郎系を彷彿とさせる中太ストレート麺。スープとの絡み合いが絶妙です。豚チャーシューも全体の濃厚さに拍車をかけていて、これからのシーズン、食欲の秋をばっちりと満たすような味わいに。所々で感じられる野菜のしゃきっとした食感が、アクセントになっていました。

元から入っているトッピングだけでも十分食べ応えがありましたが、自宅に残っている具材をお好みで加えても楽しいかもしれません。⼈気実⼒店の間違いない味がベースにあるので、アレンジを加えることで幅広い味わいが叶いそうですね。

今回は麺類を中心にご紹介しましたが、お弁当に使えそうなシリーズなども新商品が色々と展開されているそうなので、テーブルマークの進化から目が離せません。忙しいときも本格的な美味しさが手軽に体感できるラインナップ、ぜひ取り入れてみてください!

文・撮影/観山栞

※1:パスタ除く