YOSHIKIのハイファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」が、9月にパリファッションウィークでデビューし、期間中に2025年春夏コレクションをランウェイショーにて発表することが決定した。
2024年2月のミラノファッションウィークで行われたブランド初となるランウェイショーでは、ランウェイルックだけでなく、YOSHIKIによるピアノの生演奏そしてオリジナル新曲を披露する壮大な演出が行われた。ランウェイルックはシルエットのパターンや細やかで構築的なデザイン性をはじめ、Groundsとのコラボレーションのスニーカーやジュエリーなどのハンドメイドで丁寧に作られたアクセサリーが評価された。
デザイナーであるYOSHIKIの確固たるスタイルをデビューコレクションで確立させた今、9月にはパリへと拠点を移し、Palais de Chaillot(シャイヨー宮)を舞台にセカンドシーズンとなる2025年春夏コレクション 40ルックをお披露目する。
YOSHIKIは「自分は美の追求に人生を捧げてきました。既存のファッション業界に何か新しい風を吹き込みたい。現在のファッション業界の第一線で活躍するデザイナーたちを心から尊敬しています。ファッションとの個人的な関わりは、子供の頃に始まりました。父が高級呉服商を営んでいたこともあり、私はいつもテキスタイルや職人技、そして本物のエレガンスに囲まれていました。国際的なアヴァンギャルド・ファッションにも常に興味を持っていました。ディオール、セリーヌ、アレキサンダー マックイーンといった憧れのデザイナーのコレクションはもちろん、自分が好きで着ている他のデザイナーのコレクションも、当時から追いかけていました」とコメントしている。