ロウが現地時間16日、オレゴン州ポートランドで行われ、ダミアン・プリーストがドミニク・ミステリオとの一騎打ちに快勝。試合後、ジャッジメント・デーの襲撃を受け、フィン・ベイラーにクーデグラ3連発でKOされてしまった。
テラー・ツインズとジャッジメント・デーの遺恨は深まるばかり。10・5『バッドブラッド』ではダミアンとベイラーの一騎打ち、リア・リプリーがリヴ・モーガンに挑む女子世界王座戦を控える。
この日、ダミアンがドミニクとの一騎打ちに臨んだ。序盤からダミアンがネックハンギングツリーで吊り上げ、フライングショルダーを放つなど圧倒。ドミニクも低空ドロップキックで反撃するものの、ダミアンはフラップジャックで黙らせ、右ストレートでねじ伏せた。
場外戦に持ち込んだダミアンだったが、セコンドについたベイラーの襲撃に止められると、ドミニクのトペスイシーダを食らった。リングに戻るとスイングDDTで追撃されたが、ミドルキックなど蹴りの雨を降らせ、ローリングエルボー、フラットライナーで巻き返した。
ベイラーの挑発に気を取られても、ダミアンはハイキック、ファルコンアローと攻撃の手を緩めず。カバーに入ると、リヴがドミニクの足をロープに引っかけて3カウントを入れさせない。すると怒りのリアが突進し、リヴを実況席に叩きつけた。
ダミアンもドミニクのトペをキャッチしてベイラーに投げつけ、トラースキックでカリートを蹴散らした。リングに戻るとドミニクが619をさく裂させたが、フロッグスプラッシュを不発に終わらせた次の瞬間、ダミアンはラリアットをさく裂。サウス・オブ・ヘブンを爆発させて一気に3カウントを奪った。
ダミアンがドミニクに快勝した。が、試合後、ベイラー、JDマクドナ、カリートが3人がかりでダミアンを暴行。リアがドミニクにつかみかかっても、リヴが妨害した。するとジェイ・ウーソがテラー・ツインズに加勢しようと駆けつけたものの、突如現れたブロン・ブレイカーのスピアーによって蹴散らされてしまう。
そしてリアがリヴのオブリビオンの餌食になると、ダミアンはベイラーにクーデ・グラを3連発されて完全KO。ベイラーらジャッジメント・デーは大の字となった二人の眼前で拳を突き上げて勝ち誇り、大ブーイングを浴びた。
今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。
