1930年代、モータリゼーションの中心地であったアメリカ・イリノイ州デトロイトでモーターサイクルアクセサリーメーカーとして産声を上げたBUCO。その後、アメリカのバイクカルチャーの発展とともに1940年代後半にはライダースジャケットの製作を手がけるようになる。無駄な装飾を極力排し、レーサーのためのウエアとして誕生したJ-100や、Dポケットを装備したJ-24など、後世に名を残す名作を世に送り続けてきた。ここでは、そんなBUCOの世界を紹介する。

ストイックなまでのシンプルなデザイン。[ BJ19110 ] BUCO J-100 JACKET

1950〜’60年代、アメリカではダートレースが盛んになり、それに伴って軽くて動きやすいジャケットの需要が急速に高まった。J-100は、そんなレーサーのユニフォームとして開発され、極限まで無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインと機能性の高さから、多くのライダーに愛された。

パッド付きのモデルや、パッチなどの装飾を施したものなど、カスタムモデルが多く存在するのも、J-100が愛された証といえよう。SIZE:34,36,38,40,42,44,46 COLOR:BLACK PRICE:26万4000円

(広告の後にも続きます)

歴史に名を刻む「キング・オブ・ライダース」。[ BJ21101 ] BUCO J-24 JACKET

1953年にリリースされたJ-24は、「ダブルライダースの最高傑作」との呼び声も高い名作ジャケット。D型ポケットやエポレットのスタッズなど、高い機能性とデザイン性を併せ持ち、当時のバイカー達を魅了した。背面に装備されるマップポケットは、その名の通り地図を収納するためのもので、デザインのアクセントにもなっている。

素材は当時同様、ベジタブルタンニン鞣しのホースハイドを使用している。SIZE:34,36,38,40,42,44,46 COLOR:BLACK PRICE:33万円