気になるプロポーズの言葉は?
—……で、結婚の決め手は?
友保 ……1人で死ぬのが怖かったから。すいません。やっぱりスベったときとか……この先どうなるんだろうって思ったときに、震えてしまいましたね。
—ということは、奥様がいるときはそういうことを忘れられる。
友保 全然お笑いに興味ない人で。なんか人間的にすごくちょうどいい人間なんで。そこ分かち合えたんがよかったかなって思いましたね。
—プロポーズの言葉は?
友保 プロポーズの言葉ですか…。申し訳ない。「俺より先に死ぬなよ」。これどないどない? わしより先死なんといてくれ、おいコラ、さだまさし。あ、でも、1個ウソついときますか。
—ダメダメ。ウソつかないでもうちょっとがんばりましょう!
友保 あ、じゃあオカンの話しましょう。オカンに「結婚するわ」って言ったら、オカンは「でかした!」って。
—それラジオで聞きましたね。
小林 もう出てる情報はいらんって(笑)。
友保 じゃあこれどうすか。オトンがね、言ったんですよ。「そうか。お前も男になったな」。これどうすか。
—友保さんのお父さん、それ言わなそう。
友保 俺のオトンがほんまに言うんたんは「お、そうか」。
—いいですね。「そうか」に込められた意味無限大。
友保 (スマホを見ながら)いや、オカン、めっちゃ送ってくるんですよメール。鬱陶しい。全部無視してるんですけど。
—お母様からのメール、無視しないでください。
友保 わしが1回その女の子を実家に(挨拶で)連れてく言うたら「美容室行かなあかんから、来る前に言うて〜」言うてますね。
—めっちゃいいじゃないですか!
友保 「彼女やのうて、彼氏でもええよ」だって。うちのオカンそういうとこ痛いんですよ。
—めっちゃいいですね!
友保 1個俺が痛いの言ってんのは「彼女、ごっつ美人やで」って言ったら「ほな美人対決やな」って。
—しっかり大阪・堺のお母様ですね(笑)。
友保 あ、でも、そのあと「市民税の督促状がきました」ってきてたわ(笑)
小林 役所に婚姻届出したら、役所から督促状が来た。
—これからは税金も奥様への敬意もしっかり払っていきましょう。
取材・文/西澤千央 撮影/高木陽春