04…細部にまで気を配った肩肘張らないアメカジスタイル。


スマートクロージングストア 原宿/マネージャー 姫野賢次さん|長きにわたり、原宿店のマネージャーとして現場に立ち続けるスマートクロージングストアの大黒柱。アメカジからトラッドまで幅広いスタイルに精通し、親しみやすい人柄と確かなスタイリング提案で、彼を目当てに来店する服好きもい多い。パンツ1万8700円、シャツ1万9580円、リング2万9700円/すべてフェローズ、ローファー/ジャランスリウァヤ、バングル/ネイティブアメリカン5万600円(すべてスマートクロージングストア 原宿 TEL03-3406-0012)、Tシャツ/フェローズ(本人私物)

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インパクトのあるハンターカモは“引き算”でバランスを取る。

フェローズがレギュラーアイテムとして展開しているハンターカモのパンツは、やや細めのシルエットが特徴。「意外とない、スッキリとしたカモ柄パンツにワークシャツ、足元はローファーで、シンプルでありながら王道すぎないアメカジスタイルを意識しました」。

手元の小物使いで個性を出す。

シンプルなスタイルの中で手元のアクセサリーが存在感を発揮。ネイティブアメリカンジュエリーは、ミリタリーなどのラギッドスタイルと好相性だ。

裾幅に合わせて足元はローファーを選択。

やや細めのパンツには、ボリュームの少ないペニーローファーを選択。「軍パンにブーツの王道スタイルではなく、“ハズし”の要素も加えています」

05…パンツの存在感を活かした大人のミリタリースタイル。


ユナイト ナイン/プレス 大桃祥弘さん|1987年、埼玉県出身。大学卒業後、セレクトショップの販売員を経て現職に。〈レミ レリーフ〉や〈イル ワンエイティー〉のPRを務める。M-43チノやM-51フィールドパンツなどを所有しており、ミリタリーパンツには目がないのだとか。パンツ/ベルギー軍、ジャケット、Tシャツ/ともにレミ レリーフ、ブーツ/オールデン、バンダナ/ヴィンテージ(すべて本人私物)

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カモ柄パンツを穿く時のキーワードは“足しすぎず引きすぎず”のバランス。

ズドンと落ちる極太シルエットが目を引くベルギー軍のブラッシュカモが主役。トップスは無地、首元にはアクセントを入れて全体のバランスを重視した。「生地の重量感やシルエットなど、パンツの存在感を活かすことにフォーカスしました。“足しすぎず引きすぎず”がカモ柄パンツを穿く時のマイルールです」

首元のバンダナが絶妙なアクセントに。

首元にバンダナを巻いてアクセントに。「オリーブと赤の組み合わせが個人的に好きで。色を入れることでと全体の印象も結構変わるんです」

タンカーブーツを合わせてとことんラギッドに!

足元にはミリタリーに出自を持つタンカーブーツを選びテイストを統一。「裾幅の広いパンツにはボリュームのある靴を合わせるとバランスが取れます」

(出典/「Lightning 2024年10月号 Vol.366」)