【オベーション セレブリティ】(三重県 ナオキ 42歳)

20歳の時、高校から一緒にバンドを組んでた連れが欲しい物があるからと一緒に少し遠い楽器屋へ。そこで出会ってしまったオベーション。見た瞬間まさに心臓がドキン!!としたのを今でも覚えています。

オベーションの存在を知ったのは、当時よくギターを教えてもらってた近所のお兄さんが持ってた。アコギなのに薄くて弾きやすい!穴が真ん中に空いてない!!デザイン無茶苦茶格好良い!!!

それが正に目の前に現れたのです。価格は確か11万ちょっと。付き添いに来ただけなのでもちろんそんなお金は待ってないしそもそも二桁のギターなんて買える訳ない……。

自分が余りにも歓喜の声をあげまくってた&キラキラした目で見てたのか店員さんが試奏だけでもしていって下さい♪と優しい声を掛けて頂き弾かせてくれた。

たぶん2時間ぐらい店に居たと思う。そして最後に僕は連れに言いました。「…お前今金いくら持ってる?」

連れはお目当ての物がなく、私はハードケースを抱えて店から出てきてのでした。僕の所持金が確か二万ぐらい。連れから二万借りて…。残りは人生初のクレジットカードで。

もう20年以上経ったけど、今だにケースを開ける度に格好良いな~と思ってしまう。まさに一目惚れで手に入れた唯一無二の愛機であります。

   ◆   ◆   ◆

セレブリティには永遠のかっこ良さがありますよね。私も初めてみたのは1970年代後半のスーパーアダマスでしたけど、あのエポーレットには一目惚れしました。あの斬新な構造とエレアコという最先端の設計に、当時のギタリストはみーんな心を撃ち抜かれてしまったんじゃないかなと思うほど。当時で100万円を超す価格で全員即死でしたけどね。今でもセレブリティをみると甘酸っぱい思い出に胸がいっぱいになります。(BARKS 烏丸哲也)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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