スキー・スノーボードヘルメットの正しい選び方|’24ー25シーズンへ買い替える前に知っておこう!

POINT 7|スノーヘルメットの保管

保管は直射日光の当たらない風通しの良い場所で行うこと。保管環境が悪いとシェルの結合などに用いられる接着剤が劣化して剥がれてくる原因に。押し入れに入れる人もいると思うが、湿気が多いのでオススメできない。また、壁にかけるなどの一部分に重さが加わる保存はシェルに使用されるプラスチックに負担がかかるため、平置きがベスト。

また、インナーやイヤーパッドも使用後の汗を吸ったままの状態で放置しておくのは衛生上も気分もよくない。取り外して水洗いで手洗いし、陰干しでしっかりと乾燥させてから保管しよう。

インナーやイヤーパッドも取り外して洗い、清潔に保管を

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POINT 8|スノーヘルメットの買い替え時期

交換時期はメーカー推奨として、3~5年が目安だ。丁寧に扱っていたとしても、接着剤の劣化などが出てくる場合があるからだ。シェルに使用される発泡スチロールも経年劣化する。また、ライナーにEPP(ポリプロピレン)素材を採用していない限り、基本的に大きな衝撃を一度受けたら買い換えたい。ヘルメットは一度ダメージを受けたら元に戻らないのだ。EPPは復元性があり、ある程度の衝撃なら複数回、耐えることができる。

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