【NOAH】宮脇が敗れどもGHCジュニア挑戦懇願 王者ダガは当然拒否「英語かスペイン語で話せ」

『SUNNY VOYAGE 2024』新宿FACE(2024年9月21日)
○ダガ&アルファ・ウルフvsAMAKUSA&宮脇純太×

 宮脇が「結果」を求めてGHCジュニア王者のダガに猛チャージ。直接ピンフォール負けを喫しても王座挑戦を懇願したものの、当然拒否された。

 2度に渡るメキシコ遠征を経験しながらも、いまだ勲章には恵まれない宮脇。最近は肉体も鋭さを増してきたが、伸び悩む現状が続く。焦りが募ってか、9・16春日部大会ではダガのコメント中に押しかけ「チャンスが欲しい」と詰め寄ってあしらわれていた。

 この日はそのダガと直接対決。のっけからダガのベルトを指さした宮脇は、ダガ相手に猛チャージ。中盤過ぎにはAMAKUSAとのダブル・トペ・コンヒーロを繰り出すや、得意のダイヤモンドダストでダガを追い込んだ。

 ところが、ダガも続くリストクラッチ式DDTをスクールボーイで切り返すと、ディアブロウイングスを狙う。切り返されても素早く足をすくって低空トラースキックをぶっ放し、ラ・マヒストラルでガッチリと丸め込んで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 実績作りの機会で逆に王者からピンフォール負け。それでもマイクを握った宮脇は「ダガ! どうしてもどうしても結果が欲しい! ダガさん! そのベルトを懸けて僕と闘ってくれませんか!? ダガさんお願いします!」となりふり構わずに懇願した。

 当然、ダガは一笑。「冗談はよせ」とばかりに手を振りながら引き上げると「ジュンタ、お前が何を言ってるんだかよく分からない。お前が俺に何かを伝えたいなら英語かスペイン語で話せ」とさらにせせら笑っていた。

【ダガの話】「俺たちはメキシコから世界に羽ばたく。俺たちがベストなんだ。それはこれまでに何度も証明してきた。純太、お前が何を言っているのかまったくわからない。俺に言いたいことがあるならば、スペイン語、もしくは英語で話せ」

【宮脇の話】「クソ! クソ、クソ。負けてばっかりで。プロレスラーとしての目に見える結果がどうしてもほしい。次こそ、次こそ、ダガさんを必ず振り向かせます」