『SUNNY VOYAGE 2024』新宿FACE(2024年9月21日)
○征矢学&HAYATA&YO-HEYvs伊保・で・ドクトル・ワグナーJr.&小峠篤司&大原はじめ×
“赤い情熱男”に変ぼうを遂げたGHCナショナル王者・征矢が、次期挑戦者のワグナーJr.の面前で“逆”ワグナードライバーを発射。コメントでも情熱的に大暴走して、金髪夫婦の鼓膜を危機に陥れた。
9・14後楽園大会で佐々木憂流迦を破って、念願のNOAH初タイトルをつかんだ征矢。自ら初防衛戦の相手に元王者のワグナーJr.を指名して10・14後楽園大会での激突が決まった。
この日は9・30新宿大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)HAYATA&YO-HEYvs小峠&大原(挑戦者)」と合わせたダブル前哨戦。GHCジュニアタッグ王者の“金髪夫婦”HAYATA&YO-HEY組との王者トリオで臨んだ征矢は、やはり異常なまでのテンションで「情熱! 情熱ぅう!!」と叫びまくり、のっけからワグナーJr.を情熱あふれるタックルで吹っ飛ばしてみせた。
その後はYO-HEYを徹底捕獲した小峠&大原のジュニアタッグ挑戦者コンビが凄みを発揮したものの、最終盤を支配したのも征矢。
ワグナーJr.をスピアーで追い込み、トラースキックで脱出されても続く大原を空中キャッチだ。そのままアバランシュホールドで叩きつけるや、デスバレーボムをズバリ。カットに入ってきたワグナーJr.をラリアットで場外へと追いやった征矢は、残った大原めがけて弾道をぶっ放す。肩を上げられても、場外のワグナーJr.めがけて「みちのく!!!」と絶叫し、“逆”ワグナードライバーで大原を突き刺して、見せつけるように3カウントを奪い去った。
【試合後の征矢&HAYATA&YO-HEY、小峠】
▼征矢「おーい! おっしゃ! 勝ったぞ。前哨戦はよ、精神的な駆け引き始まってんだ。俺もチャンピオンだ。正々堂々とチャレンジャーを情熱的に! 叩きのめしてやるよ。お二人さんよ! お二人さん、ご夫婦でやってんでしょ? 情熱足りてるのかって?」
▼YO-HEY「この際だから図々しいかもしれませんが、征矢さん。俺ら夫婦も次、ジュニアタッグのベルトをかけた試合、この新宿FACEで9月30日、決まってるんで。だから俺たち夫婦にもその情熱、少し注入してもらえませんか?」
▼征矢「注入だと!? そんなものな! 自分の心に勝手に注入するんだよ。わかったか! 情熱的に! 情熱的な! チャンピオンとして、ベルトを防衛してくれ! 俺もこのベルト防衛するぞ! (HAYATAに抱きついて)あなたも情熱的な! あなたにも!」
※征矢は控室へ
▼YO-HEY「情熱もらったところで俺らもちょっとしゃべらせてもらおうや。俺たちも金髪夫婦ともども情熱をもって小峠篤司、大原はじめ、潰しにかかりたいと思います。そして…」
※小峠がやっていて
▼小峠「おい、チンタラしてんじゃねえぞ、このヤロー(とYO-HEYのノド元をつかむ)」
▼YO-HEY「なんやねん! 俺らは今、情熱オジサンこと征矢学に情熱を注入してもらって! メチャクチャ気持ちよくいい感じになってんだよ! (額を押しつけて)なのになんだお前は? いっつもいっつも俺たちラーテルズ、金髪夫婦の邪魔しやがってよ! 情熱もらったとこだから俺は顔が近いぞ! 何が言いたいんじゃ?」
▼小峠「情熱、情熱っておもろかったらなんでもええんか? お前にプライドないんか?」
▼YO-HEY「何を冗談で情熱やっとると思っとんねん! 征矢学に失礼だろうが! ラーテルズ、ラーテルズうるさいんじゃ! 黙っとけ!」
※HAYATA&YO-HEYは去る
▼小峠「なんだ? あいつ。ラーテルズよ、おい。キラキラしてまぶしいね。俺がよ、まったく同じことしたらどうや? 俺やったら死ぬほどバッシングもらうぞ。あいつらそれが許されんのか? おかしな話やろ。緊張感が足らん。危機感が足らん。おい、ラーテルズ、何がしたいねん? 俺には全然、伝わってこうへん。そんなな、面白おかしくチャラチャラしてるようなユニットならマジで一息で吹き消したるわ」