プロ機材ドットコム「BIRTVコーナー」で中国・最新機材を探索。今注目の照明、配信、撮影機材はこれだ![北陸放送機器展2024]Vol.18

噂のライブストリーミングデバイスをワンパッケージ化「Osee GoStream Deck Kit」


Osee Technologyは、中国の映画製作者向けモニターと配信機器のメーカーだ。最近はライブストリーミングデバイス「GoStream Deck」が話題だ。ここで紹介するGoStream Deck Kitは、ストリーミングデバイスと14インチモニター、ケースを1つにまとめたセットにしたものだ。

GOSTREAM DECKのスイッチャー自体の評価は高い。NDIも入っていて、ATEMの「こうなってほしい」というポイントを全部改良してきている感じのデバイスだ。Tバー搭載でモニター出しもマルチビューとプログラムの2系統出せる。それでいて一体型を実現している。


ちなみに中国では、ATEM miniとモニターをケースに収納できる製品が各社から登場しており、モニターとセットにした一体型デバイスの種類は豊富だ。ただどれもウレタン素材でスイッチャーを覆っているために熱のこもりの問題をかかえる製品が多い。まるでスイッチャーを理解していない人がケースだけを作ったような製品が溢れている感じだ。

その点OSEEは、きちんとケースにファンを内蔵している。長時間起動していても熱くならない。他社の欠点もきちんと大型ファン搭載をして問題解決している。AC、DC、USBから電源を供給できるのも便利だ。4つのHDMI入力をサポートする。

OSEEは、11月のInter BEEにも単独でブース出展する(小間番号:5614)。今後の製品動向に要注目のメーカーだ。

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好感度アップ間違いなし(?)「最強のデートカメラ」を実現できる50mmF1.8フルサイズファントムレンズ


ファッショナブルな写真がこのレンズで撮影可能になる

SG-Imageは中国・深センのレンズメーカーだ。ここで紹介するレンズの名称は「全画幅幻影镜头」。当記事では、「ファントムレンズ」と呼ぶことにする。

ファントムレンズは、「ハート型」「星型」「雪の結晶型「楕円型」をレンズのリングで形状選択できる。撮影後の背面モニターを確認してみると驚く。ハート型の絞り時には、点光源がハート形にボケる。絶対に盛り上がり間違いなしの交換レンズだ。この絞り形状で動画撮影を行えば、さらに盛り上がれるクリエイティブな動画撮影が可能だ。

SG-Imageはシネマレンズの開発も開始している。今後の動向に注目だ。