プロ機材ドットコム「BIRTVコーナー」で中国・最新機材を探索。今注目の照明、配信、撮影機材はこれだ![北陸放送機器展2024]Vol.18

NPFバッテリーをPDやD-Tapで給電できるカプラー登場



「ZGCINE」は、「ジージーシネ」と発音する。電源関連の製品を手掛ける中国・深センのメーカー「Shenzhen Zhengguang Imaging Equipment」のブランド名だ。

目を引いたのは、ソニーNP-FバッテリーをUSB-Cに変換できる給電できるカプラー「USB-C PD-NPFケーブル」と「D-Tap PD-NPFケーブル」。いろいろな場面で使えそうだ。

NP-Fのバッテリーは、照明やモニターでまだまだ採用している機材は多い。それらをUSB-CやD-Tapで充電可能になるのは便利だ。D-Tapのアダプターは、コネクターの角度を180°の回転が可能だ。




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PoEの電力とデータをUSB-Cインターフェイスに変換する「PoE To USB Type-C Adapter」


PROCETは、PoEネットワーク電源製品の技術開発、製造、販売を専門とするメーカーだ。ここで紹介する「PoE To USB Type-C Adapter」は、PoEのスイッチHUBから電源を給電しつつ、USB-Cポートでパソコンにつなげることが可能なアダプターだ。PoE給電でもできて、ネットワークにもつながる。

展示品は、10W、30W、60Wを展示。60WはMacBookが動かせそうだ。スマートフォンやタブレットにも対応する。少し特殊なアダプターだが、需要はありそうだ。

被写体を素早く正確にトラッキングするAIトラッキング搭載「iSteady MT2」


Hohemは、ジンバル専門の中国のメーカー。2024年で創立10周年を迎える。
ジンバル業界はDJIが一強で、MOZAもZHIYUN、FeiyuTechは健在であるものの一時の勢いに陰りを感している。そんな混沌とした業界の中で、輝きを放ちつつあるのがジンバル専門メーカーの「Hohem」だ。「一般向け」と「プロ向け」のジンバルを取り揃えていて、ブースに紹介していたのはプロ向けの「iSteady MT2」だ。

スマートフォンやさまざまなカメラと互換性の実現があり、撮影デバイスの変更、向きの切り替え、アクセサリーの取り付けを簡単にするクイックリリースシステムを備えている。

MT2が特に優れているのは、独立モジュールの磁気AIトラッカーを搭載しており、自動追跡を使用できる。OK、手のひら、親指を立てるなどのジェスチャーで写真や動画の撮影を制御が可能だ。