スマックダウンが現地時間6日、カリフォルニア州サクラメントで行われ、LAナイトがアンドラデを熱戦の末に破ってUS王座防衛を果たした。
8月の『サマースラム』でローガン・ポールを破ってUS王者となったナイトは以来1ヵ月半保持。この日、アンドラデとの防衛戦に臨んだ。アンドラデはかつて新日本でラ・ソンブラとして活躍したルチャドール。先週、カーメロ・ヘイズと5度目の一騎打ちを行い、3勝2敗と勝ち越し。2020年5月に陥落以来4年4ヵ月ぶり2度目の戴冠がかかるこの日のUS王座挑戦を迎えた。
開始早々、アンドラデが足4の字固め、メッセージ(ダブルアーム式スイングネックブリーカー)を狙うものの、ナイトはことごとく決めさせず。ならばとアンドラデはダイビングボディアタック、コーナー最上段からの鉄柱超えラ・ケブラーダと空中殺法を連発した。
守勢に回ったナイトだったが、串刺しダブルニーを回避すると、DDTで突き刺して反撃を開始。飛びつきネックブリーカードロップで巻き返す。続く雪崩式バックドロップはアンドラデが食い止め、ムーンサルトムーンサルトを発射したが、ナイトもアバランシュホールドで叩きつけて譲らず。ダイビングエルボードロップを投下した。
ナイト必殺のBFTはアンドラデが不発に終わらせ、ローリングバックエルボーをぶち込んで逆襲。ミサイルキックを放ったものの、自爆させたナイトが今度こそのBFTを爆発させると、アンドラデは返せず3カウントが入った。
ナイトが熱戦の末にアンドラデを退け、US王座を防衛。試合後は握手を交わしてノーサイドとなった。バックステージに戻ったアンドラデはヘイズに罵倒されて激怒。大乱闘を繰り広げ、両者のライバル抗争継続を予感させた。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。