『第11回王道トーナメント』後楽園ホール(2024年9月22日)
準決勝 ○本田竜輝vs宮原健斗×
宮原が王道トーナメント準決勝で本田に苦杯をなめ、史上初の春秋連覇は夢とついえた。
2度の優勝経験を誇る宮原は2年ぶり2度目の優勝を狙う。今春のチャンピオン・カーニバルを制しており、史上初の春秋連覇もかかっていた。
序盤から一進一退の攻防が続いたが、エプロンでパイルドライバーを決めた宮原ペースに傾く。本田がリングアウト寸前でリングに戻ると、ブラックアウトをぶち込んだ。本田の抵抗をものともせずに、スタンディング式ブラックアウトを一閃。正調ブラックアウトもクリーンヒットする。
宮原はシャットダウンスープレックスで仕留めにかかるが、本田は必死の抵抗。宮原のスタンディング式ブラックアウトを食らっても下がらず、ラリアットを振り抜いた。宮原もラリアットを狙ったが、かいくぐった本田は再度ラリアットをぶち込むと、一気にファイナルベントがさく裂。宮原は返せず3カウントを聞いた。
宮原が熱戦の末、本田に敗れて準決勝敗退。この瞬間、史上初の春秋連覇は夢とついえた。試合後、宮原は珍しくノーコメント。9・1福岡大会での三冠戦に敗北したばかりで、早期再挑戦を見据えていただけに、最高男をの敗戦ショックは想像以上に大きいようだ。
【本田の話】「よし! あと1勝だ! 次、どっちが来るかわからないけど、本田竜輝が必ず優勝する!」
※宮原はノーコメント