【水沢・オータムティアラ】リケアマロンご5馬身差圧勝…吉原「力のあるレース出来た」

 9月22日、水沢競馬場で行われた12R・オータムティアラ(M1・3歳・牝・ダ1900m)は、吉原寛人騎乗の1番人気、リケアマロン(牝3・岩手・菅原勲)が快勝した。5馬身差の2着にコンバットスプーン(牝3・岩手・三野宮通)、3着に2番人気のコモリリーガル(牝3・岩手・瀬戸幸一)が入った。勝ちタイムは2:00.7(不良)。

1着 リケアマロン

吉原寛人騎手

「序盤は(村上)忍さんの馬の出方を見たくて、それを見れる位置を取りたかったので、理想的な位置取りができたと思います。ちょっと窮屈な所ではあって、あの馬には少し走りづらいのかなとも思ったんですけど、器用に立ち回ってくれてね、感謝したいですね。勝負所からは、やはり忍さんの馬がどういう手応えで4コーナーを回るか?で、僕の馬もあまり早く抜け出すと遊んでしまうから、そこだけは慎重に。4コーナーからは、最後の2ハロンだったんで、もう思い切って行ってしまいましたね。前走は転入初戦とか左回りとか不慣れな部分に馬が戸惑ったでしょうし、厳しい日程できていて馬の疲れも出る時期だったのかと思います。今回はプラス体重で馬の実も入っている感じで、本来のリケアマロンらしい、力のあるレースができたのでホッとしました」

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菅原勲師「いろいろ考えていく」


オータムティアラ 口取り (C)岩手県競馬組合

菅原勲調教師

「前走は思っていたより走ってくれなくて、輸送とか左回りとかが影響したのかと考えていました。馬体重も減っていましたしね。今回は馬体重が戻ってくれていましたし、走り慣れた右回りの小回りコースで力を出してくれました。これがこの馬本来の力でしょう。次走に関しては、岩手ではこの馬に良い条件のレースが無いのでね。これからいろいろ考えていく事になると思います」

リケアマロン 12戦4勝

(牝3・岩手・菅原勲)

父:トビーズコーナー

母:ネモフィラハピネス

母父:パイロ

馬主:稲場澄

生産者:王蔵牧場

【全着順】

1着 リケアマロン

2着 コンバットスプーン

3着 コモリリーガル

4着 セイバイラック

5着 カウネウス

6着 ジェイエルジェティ

7着 ノースビクトリー

8着 マルーントリック

9着 ルボートン

10着 メリア

11着 メイザーキック

12着 ロイエ