デジタルヒューマンで手話を
NHKエンタープライズはこのところ国内外の展示会で、デジタルヒューマンを利用した手話によるコミュニケーションを積極的に提案している。手話とは手の話と書くのだが、実際には情報量のかなりの部分が顔や目などの表情で伝達しているそうだ。
手話が表音コミュニケーションであれば、文字のように一音ごとに形を決めて、順番に手を動かせばいいのだが、それでは時間がかかるし疲労が大きいだろう。そこで単語単位のような表意コミュニケーションになっていて、そこに表情が加わって成立している。
ということは、高い臨場感のあるデジタルヒューマンを使うと効果的なのである。しかし、課題も多く、国ごとに手話は全く別物だそうである。
バリアフリーの視点から見ると、こうしたデジタルな手話が普及するべきだと思う。テレビドラマでも題材として扱われるようになってきたのはいい傾向だと思う。
現行のデジタルヒューマンのキャラクターであるKIKIは、非常にフォトリアルで違和感がない。そして東京2025デフリンピック応援アンバサダーにも就任したそうである。
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