【NOAH】小峠-YO-HEYが収拾不能の大乱闘&「気持ち悪い」罵倒合戦 9・30ジュニアタッグ戦はドロドロ遺恨戦に

『SUNNY VOYAGE 2024』静岡・アクトシティ浜松(2024年9月23日)
小峠篤司vsHAYATA

 9・30新宿大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)HAYATA&YO-HEYvs小峠&大原(挑戦者)」に向けた前哨戦で小峠とYO-HEYが我を忘れた大乱闘を展開。マイク合戦でも互いを「気持ち悪い」と罵り合い、遺恨がドロドロに激化した。

 約4年ぶりに復活したユニット『RATEL’S』に、小峠が「何を今さら」と反発。YO-HEYからピンフォール勝ちを奪ってGHCジュニアタッグ王座挑戦を決め、直近前哨戦の9・21新宿大会でも珍しく“凄み”をむき出しにして押しまくっていた。

 この日の浜松大会では「YO-HEYvs大原」「小峠vsHAYATA」のシングル2番勝負で最終前哨戦。初戦は大原が腰攻めで圧倒しながらも、YO-HEYが辛くも顔面ドロップキック一撃で逆転勝利をおさめたが、第2戦では小峠の感情が暴発した。

 HAYATAのセコンドに就いたYO-HEYへの憎悪を押さえきれずに手を出して大乱闘に発展。ノーコンテスト裁定が下されても止まらない小峠は、YO-HEYを客席まで引きずり回して暴行を加えた。

 完全着火したYO-HEYも周囲の制止を振り切って小峠に突っ込んで再び大乱闘。さらには怒り心頭でマイクを握る。

 YO-HEYは「おい! ピンクの気持ち悪いヤツ! おい! なんや。俺がセコンドで手出さないことをええことに、俺に暴行してくるんか? お前、今日みたいに気持ち悪い戦いしとったらな、俺ら金髪夫婦の愛の力に到底かなわんからな。よーく考えて30日、新宿FACEのタイトルマッチ挑んでこいよ。今日みたいな気持ち悪いこと…いや前の新宿FACEもめっちゃキモかったよな。こんなキモい感じじゃあな、俺ら金髪夫婦にはかなわへんのじゃ! クソ! ピンク! モミアゲが!」とメタクソに罵倒した。

 おさまらない小峠も「俺には分からない。なんでユニット復活させといて、(金髪夫婦のボーイズラブ的な)“愛の力”で気持ち悪くしたんや。もっと過去を大事にしたユニットやったら、もっと大事に扱わんとおかしいんちゃうか?」と応戦。「ぬるすぎる。次のタイトルマッチで一息で吹き消したるわ」と宣言し、ぶぜんとした表情で花道を下がった。

 ともに性格の良い好漢として知られる小峠とYO-HEYだが、その二人が互いに「気持ち悪い」と罵り合うドロドロの展開。9・30新宿大会のジュニアタッグ王座戦は、ただの熱戦では到底おさまりそうにない。

【YO-HEYの話】「はい、はい、はい。さっきリング上で言った通りだ。いろいろしゃべったかもしらんけど、よう覚えてへんわ。あの気持ち悪いヤツがおったせいで頭の中バラバラや。でも一つだけ言わせてくれや。小峠篤司、お前メチャクチャ気持ち悪いぞ。きっしょいわホンマ。なんや、あいつ」