景観の中へ完全に溶け込む光学迷彩がX(Twitter)に投稿され、話題になっています。
なんで前面だけのゴミ箱?と、二度見した・・・
光学迷彩ゴミ箱 pic.twitter.com/E1U83byrm3— Yoshihito OHMURA (@lichemon5) September 12, 2024
ごみ箱が、透けてる……?
投稿者はXユーザーで地衣類研究者のYoshihito OHMURA(@lichemon5)さん。今回は「なんで前面だけのゴミ箱?と、二度見した・・・光学迷彩ゴミ箱」と2枚の写真を投稿しました。
写真は、緑が茂る場所にはめ込むように銀色のステンレス製ごみ箱が設置されているもの。確かに、一瞬見た限りではまるで平面のようなこのごみ箱。前面だけがパネルのように残り、あとはスーッと消えて葉っぱの中に溶け込んでしまっているかのようです。
もう1枚、真横から撮られた写真では、ごみ箱がちゃんとあるのが確認できます。でもこの場所を歩いていたら、つい「ごみ箱が透けてる?」とびっくりしてしまいそう。確かに思わず二度見してしまうような見事な迷彩です。
投稿へ12万いいねの反響「まさに!光学迷彩…!」
この投稿は記事執筆時点で399万回以上表示され、12万以上のいいねを獲得。リプライ欄では「攻殻機動隊の世界だ」「すごい…完全に溶け込んでる」「まさに!光学迷彩…!」など驚きの声が並びました。
また「自然界に謎にテカテカした虫がおる理由やな。森の中ではこうなる」「日本刀も光学迷彩になっていて、背景と色が同化して相手から刃が見えづらくなるんですよね」など、他にも同じような作用で光学迷彩となっているものを想起するコメントも多数寄せられました。光学迷彩、すでに現実の日常生活へ溶け込んでいたんですね。
画像提供:oshihito OHMURA(@lichemon5)さん
なんで前面だけのゴミ箱?と、二度見した・・・
光学迷彩ゴミ箱 pic.twitter.com/E1U83byrm3— Yoshihito OHMURA (@lichemon5) September 12, 2024
Yoshihito OHMURAさんのその他の投稿
サルスベリの花がきれいだなぁとiPhoneで写真を撮りながら、花弁のビラビラが地衣類の形に似ているなあ、とも考えていた。#地衣類 #lichen pic.twitter.com/afCkocqDXw
— Yoshihito OHMURA (@lichemon5) September 16, 2024
地衣類の和名問題は特に2004年以降混乱が大きい。既に和名があっても気に入らないという理由だけで新和名が提唱されたり、長年分類学的研究を行った研究者が発表した種に和名がないからと、第三者が連絡なしに命名してしまうなど道義的問題が発生。コナロゼットチイ/ムカデコゴケはそうした問題の一つ pic.twitter.com/j0nyTGCOKT
— Yoshihito OHMURA (@lichemon5) September 15, 2024
四魂の玉・・・ #十五夜 pic.twitter.com/q64HI6aH5n
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ウメの古木の樹皮をみたら黄色っぽいものがたくさん着生していた。近づいてみると、それらはキンブチゴケであった。@lichenykon pic.twitter.com/E28JsitJ0l
— 地衣類研究会 Lichenological Society of Japan (@lichenjapan) September 10, 2024
メダカの卵観察。心臓動いているのも見える~。
スマホ+顕微鏡レンズ「ミエル1ミリ」で撮影。 https://t.co/rDrz2TmnZp pic.twitter.com/HhlLDdm9Li— Yoshihito OHMURA (@lichemon5) September 10, 2024
画像提供:oshihito OHMURA(@lichemon5)さん