【コラム】5年ぶりに「ひたちなか」で開催されたロックインジャパンに行って感じたたった1つのこと

・沁み込む

ただそれ以上に「ひたちなかに何十万人、何百万人の想いが染みついている」と思わざるを得なかった。それは参加者やアーティストを始め、スタッフや関係者たち、全ての人の想いである。

2010年、レイクステージ2日目のトリ。ユニコーンのグラスステージの裏で神掛かったライブを炸裂されたサンボマスター。

2011年、グラスステージ初日のトリ。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの魂を震わせる圧倒的なパフォーマンス。

2012年、初めて生のマキシマム ザ ホルモンを目にした衝撃。

2013年、玉置浩二率いる安全地帯が、だいぶ持ち時間を残してサッサとライブを終わらせたときのポカン感。

私だけの想いも数え上げればキリがない。そんな1人1人の想いが「ひたちなか」には沁みついているのではないだろうか? 10-FEETのTAKUMAがMCで「やっぱりここやろ」と言ったときは、思わず目頭が熱くなってしまった。

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・ひたちなかだった

恩のある千葉市の存在に加え、すでにひたちなかでは新たな夏フェス「ラッキーフェス」も始動している。そして何より私には知る由もない “大人の事情” が渦巻いているのだろう。

ただそれだとしても、一参加者として感じたことを素直に言いたい「ロックインジャパンはひたちなかだ」と。5年ぶりにひたちなかで開催された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」は心の底から最高のイベントであった。

参考リンク:ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA

執筆:P.K.サンジュン

Photo:Rocketnews24.