・20分一本勝負
私の髪型は前髪・顔まわり・後ろと3段階の長さに分かれており、今回の作戦は「後ろだけ残して前髪と顔まわりの色を除去する」だ。
ちなみに美容院から帰宅後すぐにシャンプーを5回した(※ 真似しないでください)が、赤色は何なら鮮やかさを増してしまった。一気にやるのは怖いので、とりあえず左側の顔まわりから。
ブリーチ剤と違って透明に近い感じで、うまく塗れているか分かりにくい。不安になりつつ放置。
10分後……
お!!! ちょっと抜けた気がする! その調子!
さらに5分後……
あ!!!!
抜けすぎた!?
慌ててシャンプーで洗い流したところ、そこにはレスラーみたいに真っ黄色のブリーチ毛が出現していた。赤部分以外の別のカラーとの差が明確になってしまったようだ。これは……別の意味でマズいかもしんない。
紫シャンプーをダダ塗りして応急処置。このような非常時に対応するため、日ごろから自分に合うカラーシャンプーを探しておくことが望ましい。
今さら後戻りはできないので前髪と逆サイドにも脱染剤をオン。
なんかマダラになってるようにも見えるけど大丈夫かな……?
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・結果として
そこからシャンプーしたり、ドライヤーを温風にしたり冷風にしたりを繰り返した結果、私の頭髪は……
なんか、特に気にならない感じになった!!!
やや色が残留しているものの「むしろグラデっぽくていいかも?」というレベルにまで、毛先の赤色は落ち着いた……と思う。もっと長時間放置すれば完全に色を抜くこともできそうな雰囲気だったが、今回の場合「やりすぎないほうがいい」と判断した次第だ。おかげでSUGIZOさんに「なんか眉毛太い子いる……?」と思われる事態は回避できた(ハズ)。本当によかった。
若い頃にセルフカラーをミスり倒してきた身の上として、カラーに失敗した場合は美容室で何とかしてもらうのが最善と確信している。とはいえ、何年かに一度は今回のような緊急事態に見舞われることも事実。
そんな時の最後の手段として、脱染剤はかなりアリだと個人的には思った。ライブ直前に思い切った髪色にトライするのは絶対にやめておくべきだが、本当に困った時は手を出してみてもイイかもしんない(くれぐれも自己責任でお願いします)!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.