NXTが現地時間24日、フロリダ州オーランドで行われ、ジュリアがNXT女子王座戦へ向けた公開会見に登場。王者ロクサーヌ・ペレスと舌戦を展開し、「私がNXTの新時代だっていうことをあなたに教えてあげる」と通告。また、元CMLLのステファニー・バッケルが参戦を表明した。
2週間前、チェルシー・グリーンに快勝し、NXTデビュー戦を飾ったジュリアは10・1シカゴ大会でNXT女子王者・ロクサーヌへの挑戦が決定。この日、両者がリングに登場しての公開会見が行われた。
「ロクサーヌとの王座戦に興奮を覚えているか? それとも恐れがあるか?」と問われたジュリアは日本語で「ロクサーヌは神の子と言われるだけのものを見せてきた。けど、それは私がいなかったから」と言い切った。「私はNXTを見てきたよ。彼女が20歳でここにきて、ブランドを背負ってタイトル獲って一度も負けてない。今回も必死で勝つためにやってくるでしょう」と続けると、「でも、私はNXT女子王者になるためにここにやってきたの。あのね、私はそんなチャンスが転がってくるのを待つために“美しき狂気”をやってるわけじゃないんだよ。今までだって自分でチャンスをつかんできたの」と豪語。ロクサーヌに向かって「私がNXTの新時代だっていうことをロクサーヌ、あなたに教えてあげる」といきなりのベルト獲りを予告してみせた。
対するロクサーヌは「みんながジュリアのファンになる前から私はジュリアのファンだった。私はおそらく彼女が日本で行ったすべての試合を観ている。彼女が私の元に現れるだろうと思っていた」と告白。「これはドリームマッチよ。彼女がWWEに来た理由は私。だけど彼女が私からベルトを奪えるとでも思っているの? そんなことは起こらないから」と断言した。
そして最後にサプライズが待っていた。ビジョンにバッケルが登場したのだ。バッケルは今夏、メキシコCMLLを退団。ジュリアとはスターダム3・10後楽園大会で対決し、勝利したバッケルが第3代STRONG女子王者となっている。両者の再会対決がNXTのリングで実現する可能性が浮上。ジュリアはNXT女子王者として迎え撃つことができるか。