『G PROWRESTLING Ver.78』新宿FACE(2024年9月25日)
大仁田厚が予告通り来場。T-Hawkが「あんただけはGLEATのリングに上げさせねえからな」と通告したが、河上は10・6大阪、10・9後楽園両大会への邪道投入を示唆した。
邪道・大仁田は「ファイヤーって名乗ってるんだろ? 俺が応援しないでどうするよ」と河上支援を宣言し、今大会への来場を予告。「俺からも社長にひと言物申したい」としていた。
第2試合後に乱入した河上が「今日はお前らが待ちに待った、そしてお前らが大好きで大好きで大好きでたまらない大仁田厚をこのリングに上げるぞ!」と宣言。するとチケットを手にした大仁田が木原文人リングアナウンサーとともに会場入口に現れた。
するとT-Hawkが急行して待ったをかけ、大仁田に右ストレートを叩き込んだ。すぐさま河上隆一、ブラスナックルJUN、クリス・ヴァイスの反GLE MONSTERSがが大仁田の周りに集結。「チケット持ってるヤツにこんなことするのか?」と問いつめる大仁田に、T-Hawkは「大仁田さん、あんたに一言言ってやるよ。いいか、このGLEATのリングは基本的には誰でもウェルカムだけどな、あんただけはぜってえにこのGLEATのリングに俺が上げさせねえからな」と通告した。
大仁田も「上がってねえじゃねえか。チケット買ってきたのに。『ありがとうございました』だろ」と主張。するとT-Hawkは「今日はよ、あんたチケット買ってんだろ? だったら黙って試合見て楽しんでくれ」と要求した。
「お前ら、わかってる? チケット買った人間にお引き取りくださいっておかしいだろ? 払い戻ししてくれるのか? リングに上がるつもりなかったよ。おとなしく試合見ようと思ってたのに」と食い下がる大仁田にT-Hawkは「悪いけどな、お呼びじゃねえんだよ」とキッパリ。「何しに来たか言ってくれよ」と問うと、大仁田は「何しに来たかって見に来たんだよ」と返答した。
T-Hawkが「払い戻し俺がするんで帰ってください」とお引き取り願うと、大仁田は「今日だって俺が20人ぐらい呼んでるかもしれないじゃん。それも払い戻しするのか? お前のギャラなくなるぞ」と応戦。引かないT-Hawkは「あんたらチケット買って観に来てんだろ? リングに上げさすわけにいかないだろ? お前ら、お客さんだろ? 今日のところはプロレス見て帰ってくださいよ」と改めて迫った。
大仁田は「試合見て帰れってお前の負けだよ」と断言。T-Hawkは「いいか、GLEATを守るのはCIMAでも誰でもない。俺だからよ。大仁田厚、あんただけはGLEATのリングに上げさせねえからな」と再び通告。ようやく大仁田は反GLE軍とともに去っていった。
大仁田はバックステージで「俺らがいなきゃGLEATは潰れるよ。将来ないぞ」と主張し、「俺らから逃げるな」とアピール。河上は「俺がよ、社長爆破した時、T-Hawk、どうせ傍観してたんだろ? おとなしく黙ってみてたんだろ? 何をいまさら『大仁田上がるな』だ、このヤロー。おかしいんじゃねえか? 筋が通ってねえんじゃねえか?」とT-Hawkを批判し、「俺たちがど真ん中だよ。とりあえず俺と大仁田厚がガッチリやっていくからな」と宣言。「大阪でもな、10・9後楽園ホールでもな、鈴木、カード組めよ。お前らの大好きな大仁田厚も連れてくるかもしれねえからよ」と10・6大阪、10・9後楽園両大会への大仁田投入を示唆した。
【大仁田、河上、木原リングアナの話】
▼大仁田「おい、チケット買ったんだよ。ああいうやり方か? それで追い返す? 6500円だぞ。20人は俺が呼んでんだから約12万だよ」
▼木原リングアナ「返金するって」
▼大仁田「返金だ」
▼河上「俺がよ、社長爆破した時、T-Hawk、どうせ傍観してたんだろ? おとなしく黙ってみてたんだろ? 何をいまさら『大仁田上がるな』だ、このヤロー。おかしいんじゃねえか? 筋が通ってねえんじゃねえか?」
▼大仁田「それに遅いよな。おかしいだろ? クビになったヤツがいまだに上がってんじゃねえか。おかしいだろ?」
▼河上「こっちは7月1日に解雇になってんだ」
▼大仁田「なんでお前上がってんの?」
▼河上「呼ばれたから」
▼大仁田「呼ばれたんだ。俺らから逃げるな」
▼河上「俺らから逃げるなよ、T-Hawk、鈴木! 社長見てるか?」
▼大仁田「電流爆破だけじゃないよな? 河上」
▼河上「そうだ。まだまだグレてるヤツ、JUN、ヴァイス、俺だけじゃねえぞ。いっぱいいるぞ。大仁田厚のコネを使えば、世界中からグレてるヤツを集めることができるぞ」
▼大仁田「お前、全日本クビになったんだ?」
▼木原リングアナ「なった。はぐれてる」
▼河上「お、グレ中のグレだ」
▼木原リングアナ「グレの中のグレだ」
▼大仁田「なんかきっかけ作って、今度はGLEATに上がろうとしてる。おい、河上をチャンピオンにしろ」
▼木原リングアナ「河上に挑戦させろ」
▼河上「俺しかGLEATが変わる機会ないぞ」
▼大仁田「最近しゃべりうまくなってきたな。度胸がついたよ」
▼木原リングアナ「いつの間にか仲良しこよしのぬるま湯団体になって」
▼大仁田「そうだよ、お前。鈴木、呼んでも出てこないし。普通、客に、チケット買ったヤツに『いらっしゃいませ』だろ?」
▼河上「そうだ、お前。鈴木、お前が謝るんだよ」
▼木原リングアナ「今日は大将は鈴木に話に来たのに、なんだ? T-Hawk」
▼大仁田「なんでT-Hawkってのが出てくるんだ? おかしいだろ」
▼河上「いまさら、いまさら。何ヵ月待ってた? 何ヵ月傍観してたんだ? T-Hawk。いまさら出てきたところで何も説得力もねえぞ」
▼大仁田「最近しゃべりうまくなったな。やっぱりな自分で一匹狼になって、うまくなったよ」
▼木原リングアナ「反体制こそが正義なんだよ」
▼大仁田「そうだよ。総裁選だってわかりゃしねえんだ。100パーセントはないんだよ。俺らがいなきゃGLEATは潰れるよ。将来ないぞ」
▼河上「右も左もねえ。反GLEがど真ん中だよ」
▼大仁田「いいね。お前わかってる。反GLEがど真ん中」
▼河上「俺たちがど真ん中だよ。とりあえず俺と大仁田厚がガッチリやっていくからな」