『G PROWRESTLING Ver.78』新宿FACE(2024年9月25日)
○愛鷹力&伊藤貴則&田中稔vsKAZMA SAKAMOTO&クワイエット・ストーム&岩崎孝樹×
愛鷹が10月からGLEAT所属として活動していくことが決定。K-1時代のリングネームである「愛鷹亮」として再出発することになった。
レギュラー参戦中の愛鷹は9・22大阪大会で稔にGLEAT入団を直訴。ところが現在所属している飯伏プロレス研究所の飯伏幸太にその旨を伝えておらず。稔からも自身に入団可否を判断する権限がないと返答された。
この日、愛鷹は伊藤&稔とのトリオでKAZMA&ストーム&岩崎と対戦。岩崎にフロントハイキックで先制されたものの、終盤になって大暴れ。稔のジャンピングハイキック、伊藤の串刺しニールキックで援護射撃を受けると、岩崎にランニングローキック、ショートレンジラリアットを叩き込む。パワーボムで豪快に叩きつけると、こん身のラリアットで3カウントを奪った。
試合後、愛鷹がマイクを手に「飯伏プロレス研究所として22日、大阪大会で稔さんに『俺をGLEATに入団させてください』というお話をしたんですけど、筋を通すために東京に戻って飯伏さんにお話してきました。飯伏さんはでかい心で俺の背中を押してくれました」と切り出した。帰京後、リデットエンターテインメント本社を訪れたものの祝日だったため不発に。後日、改めて訪問し、鈴木裕之社長と会談。そこで「10・9後楽園ホール大会でこの選手と戦えるなら、ぜひ入団してください」と快諾され、「自分は誰とでもやりますし、即答で『やらせてください』ということで、10月から正式にGLEATのメンバーとして入団させていただくことになりました」と報告した。
歓迎の愛鷹コールの中、愛鷹は「次10・6大阪に飯伏プロレス研究所の一員として出場するんですけど、これを最後に飯伏プロレス研究所卒業、そしてGLEAT入団マッチとして出場させていただきます」と宣言。これを機にK-1時代に使用していたリングネーム「愛鷹亮」に改名し、「もう一回、プロレスという新しい道を生きて、このGLEATに骨を埋めるつもりで、GLEATを日本一の団体にするために自分の地からすべて出し切って、そしていつかいいプロレスラーだったなって言われるようなレスラーになりたいと思ってます」と誓った。