『G PROWRESTLING Ver.78』新宿FACE(2024年9月25日)
○田村ハヤトvs大門寺崇×
田村が大門寺を真っ向粉砕。10・6大阪大会でのパーカー・ブードローとのG-REX王座防衛戦へ向けて「あいつに勝ったことで、もう何も怖くねえよ」と言い切った。
G-REX王者・田村が元BULK ORCHESTRAの盟友で現在はBGIの一員となった大門寺との一騎打ちに臨んだ。
田村がタックル合戦を制すれば、大門寺はトペスイシーダを放って反撃。ダイビングラリアットを放ち、エルボーを連発したが、田村も逆水平連打でやり返す。ならばと大門寺はグリーンキラーで突き刺し、ダブルアーム式DDTで追い討ちをかけた。
すかさず大門寺がエルボースタンプ連打など首攻めを展開したが、田村はジャーマンでぶん投げて反撃ののろしを上げた。串刺しラリアット、DDT、ダイビングショルダーの波状攻撃で巻き返し、大門寺がエルボースタンプ連打で反撃しても、バックフリップで鎮圧。ジャーマンで投げると、大門寺もローリングラリアットでやり返した。
ダブルダウンから立ち上がると、両者はエルボー合戦で火花。スーパーマンパンチで競り勝った大門寺がロックボトムで叩きつける。田村が雪崩式ブレーンバスターで反撃しても、ラリアットをかいくぐった大門寺はスピアーをさく裂。後頭部にエルボーをぶち込むと、ブラックレインを狙った。
すると田村がラリアットで迎撃して相打ちに。なおも両者はラリアット合戦で正面衝突し、田村がドロップキックで競り勝つと、ショートレンジラリアットを叩き込む。そしてこん身のラリアットを振り抜くと、大門寺は返せず3カウントが入った。
田村が真っ向勝負で大門寺を粉砕。10・6大阪大会でのブードローとのG-REX防衛戦へ向けて好調ぶりをみせつけた。「さすがだよ、大門寺。あいつの経験とポテンシャル、やっぱりすげえよ。素直にそれは認める」と称えた田村は「今日、大門寺と戦って、俺はあいつに勝ったことで、もう何も怖くねえよ」とキッパリ。「10月6日、大阪でのパーカー・ブードロー。全速力で真正面から突っ込んでいって、叩き潰される前に俺が叩き潰してやるからな」と宣言してみせた。
【田村の話】「さすがだよ、大門寺。あいつの経験とポテンシャル、やっぱりすげえよ。素直にそれは認めるし、俺が試合直後にあいつに手を差し伸べたのは俺の率直な気持ちだよ。今日、大門寺と戦って、俺はあいつに勝ったことで、もう何も怖くねえよ。10月6日、大阪でのパーカー・ブードロー。全速力で真正面から突っ込んでいって、叩き潰される前に俺が叩き潰してやるからな。GLEAT、そして田村ハヤトは前を向いて上に進むだけだ」
【大門寺の話】「強烈なラリアットだったな。田村、初めてリングで会ったな。俺は負けたからって後ろに下がったわけじゃない。むしろ何かG-REXに近づいた気がするよ。今日来てるグレイターズ、GLEATに俺の力を少しは見せれたやろ。あとな、俺は作戦を練るタイプだ。田村、お前の動きは今日でインプットした。次はこうはいかねえからな。覚えとけ」