ディテールを見ていこう。
ヒップ部分は普段の生活で摩擦が多いせいか(デスクワーク&電車通勤)、毛羽立ちはフロントほどは目立たない。バックヨークのパッカリングは早くも生まれ、今後の経年変化に期待大な部分。バックポケットもまだはっきりとした色落ちは見られない。
フロント部分は生地の毛羽立ちがけっこう顕著。経験上、この毛羽立ちがなくなるとタテ落ちが生まれてくるので、ここはただただ穿き込んで余計な毛羽が抜け落ちるのを待つしかない。
サイドシームのセルビッジ部分はうっすらとセルビッジのアタリ感が生まれている。ここも生地の毛羽立ちがまだまだ目立つ。生地はまだまだ青みが強く、下ろしたてのジーンズ感たっぷり。ジーンズもブーツも革ジャンもこの時期はガマンガマンだと自分に言い聞かせる。
早くも色落ちが生まれていたのはベルトループ。これは普段バックパックを背負っていることで摩擦頻度が高いのがその理由。ベルトループの中央だけが色落ちしているのは、ヴィンテージデニム同様、中央が盛り上がったカタチのベルトループだから。ここは色落ちの進行が早そう。
【基本データ】
トータル穿き込み期間:約1カ月
穿き込み頻度:週6日程度
トータル洗濯回数:1回(製品ワンウォッシュ時を含めず)