9月25日、船橋競馬場で行われた交流G2・日本テレビ盃(ダ1800m)は、3番人気のウィリアムバローズが鮮やかな逃げ切りを決めた。断然の1番人気に推されたウシュバテソーロは2着に敗れた。
日本テレビ盃、レース後コメント
1着 ウィリアムバローズ
坂井瑠星騎手
「会心の逃げ切りでした。返し馬から行きっぷりも良くてこの馬本来のすごく良い状態だなと感じました。他によっぽど主張してくる馬がいなかったら逃げたいなと思っていて、逃げた中でもある程度ロングスパートでとレース前に上村先先とも話をしていて、そのイメージ通りのレースでした。(道中の馬のリズム、雰囲気は)良かったですね。すごくリラックスして、気持ち良く走っていました。(ウシュバテソーロが)来るだろうなとは思っていたので、やっぱり来たかという感じでしたけど、直線向いた時の反応がすごく良かったので、これなら凌いでくれるかなと思って乗っていました。右回り、左回りでも重賞勝てましたし、まだまだこれから良くなってくれると思います。底を見せていない馬なので、G2勝てましたのでG1勝てるように頑張りたいなと思います。今日はお越しいただきありがとうございました。またウィリアムバローズと坂井瑠星の応援よろしくお願いします」
上村洋行調教師
「この馬の良いレースを存分に発揮できたと思います。この馬のレースをと思っていたのでハナは予定通りでした。4コーナーもロングスパートでと話していたので、セーフティーリードを取れたと思います。次走についてはこれから検討します」
2着 ウシュバテソーロ
高木登調教師
「去年より緩さもなく、良い状態だったかなと思います。早めに仕掛けた分、最後はバラバラになってしまいました。距離も1800mで忙しいところもあったと思います。問題なければ予定通り米国(BC)へ行きます」
4着ナニハサテオキ
森泰斗騎手
「頑張ってくれたと思います。このメンバーでもちゃんと競馬できていました。初めて交流に挑んだと考えれば収穫がありました。機動力とかが出てくると良いなと思います。最後までしっかり気持ちを切らさず食らいついてくれました」
5着 デルマソトガケ
音無秀孝調教師
「仕上がりは良いと思ったのですが…位置取りは言った通りでした。またやり直します」
レース結果、詳細は下記のとおり。
9月25日、船橋競馬場で行われた11R・日本テレビ盃(Jpn2・3歳上・ダ1800m)は、坂井瑠星騎乗の3番人気、ウィリアムバローズ(牡6・栗東・上村洋行)が快勝した。1馬身差の2着に1番人気のウシュバテソーロ(牡7・美浦・高木登)、3着に4番人気のメイショウハリオ(牡7・栗東・岡田稲男)が入った。勝ちタイムは1:52.8(良)。
2番人気でC.ルメール騎乗、デルマソトガケ(牡4・栗東・音無秀孝)は、5着敗退。
【動画】ウシュバテソーロは2着…日本テレビ盃
強豪を振り切る
坂井瑠星騎乗の3番人気、ウィリアムバローズが鮮やかな逃げ切りを決めた。スタートから迷わず先手へ。マイペースの逃げで後続をやや離して進むと、直線では断然の1番人気、ウシュバテソーロが猛追。それでも1馬身差をつけて押し切った。
ウィリアムバローズ 19戦8勝
(牡6・栗東・上村洋行)
父:ミッキーアイル
母:ダイアナバローズ
母父:シンボリクリスエス
馬主:猪熊広次
生産者:中原牧場
【全着順】
1着 ウィリアムバローズ 坂井瑠星
2着 ウシュバテソーロ 川田将雅
3着 メイショウハリオ 浜中俊
4着 ナニハサテオキ 森泰斗
5着 デルマソトガケ C.ルメール
6着 ギガキング 吉原寛人
7着 ホウオウトゥルース 岡村健司
8着 コラルノクターン 木間塚龍馬
9着 ゴールドハイアー 石崎駿
10着 シンコーマーチャン 加藤聡一
11着 キャッスルトップ 仲野光馬
12着 ソルトゴールド 大畑慧悟
13着 マイネルヘリテージ 松戸政也