映像制作現場のネットワーク管理を簡素化、「NETGEAR Engage」の便利機能を紹介[映像・音声伝送のためのProAV Solutions] Vol.05

AVプロファイル設定 実践ガイド

AVプロファイル設定は非常に簡単で、実際の画面を見せながら紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

■Step 1: 設定画面に移動

まずは「Site Settings」>「Network Profiles」で以下の画面を開こう。新規でプロファイルを設定する場合は、青枠内の「Create New Profile」を、デフォルトを変更する場合は赤枠内の「Edit」をクリックする。

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■Step 2: プロファイル選択

①「Profile Template」の画面に移動し、リストからプロファイルを選択できる。この例では、筆者の好みでNDI6とDanteを活用できるプロファイルを選択している。


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■Step 3: ポートの色分け

次に、②「Profile Settings」では、プロファイルで指定されたVLANが割り当てられたポートを確認しやすくするため、色分けすることを推奨する。今回は、NDIということで青色に設定した。


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■Step 4: プロファイルを各ポートに割り当て

③「Port Assignment」では、各スイッチのポートにプロファイルを割り当てる設定ができる。今回は赤枠内のスイッチ「PRONEWS1」を選択し、ポートのグラフィックを表示。そして、青枠内の23番ポートをクリックして、このポートのみプロファイルから除外した。


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さらに便利な機能として、設定したプロファイルを他のスイッチにコピーできる。

今回は、スイッチ「PRONEWS2」のポート設定を他のスイッチにコピーする操作を想定している。「PRONEWS2」の赤枠で囲まれた「コピー」アイコンをクリックする


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「Copy Port Selection」の画面が出てくるので、コピー先のスイッチを選び、Applyでポート設定をコピーできる

大規模なネットワークでは、複数のスイッチにVLAN割り当てを迅速に適用でき、現場作業が効率化される。ローカルルールでポートの役割が決まっている場合にも、この機能は大いに役立つだろう。


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■Step 5: 設定を保存

最後に、プロファイル設定が終わったら、設定変更を反映させるために赤枠内の「Apply」、そして画面右上の「Save」を忘れずに実行する。


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